【仙台×国際化】1月17日18時〜トークイベント申し込み受付中!訪日外国人が仙台を選ぶ理由とは?

仙台の国際化の未来

最近、多くの訪日外国人で各地の観光地も大にぎわいですね! 一方で、日本全国にまだまだその魅力が知られていない地域もたくさんあります。

ボーダレスハウスが新しくエリア進出する仙台市は、若者の人口割合が政令指定都市の中で3番目に高い、活気溢れた都市。外国人観光客の数もコロナ前と同水準に戻りつつあるんだとか。

そこで、私たちボーダレスハウスは、「東北との新しい出会いの場」をコンセプトとするOF HOTEL(オブホテル)と共催で、「訪日外国人が仙台を選ぶ理由とは?仙台の国際化の未来を一緒に考えよう」をテーマとしたトークイベントを2025年1月17日(金)に開催することに決定しました!

仙台にゆかりのあるインバウンド、外国市民/事業者の方をゲストにお招きし、地元・仙台の国際化や多文化共生社会づくりに挑む事業者同士でディスカッションを行い、仙台の国際化の未来について考えます。


こんな方にオススメ!

・仙台のまちづくりや国際交流・多文化共生に関心がある社会人、大学生、大学関係者、自治体の方
・インバウンドや海外人材活用に取り組む事業者

どなたでもご参加大歓迎! 多様な方にご参加いただきたいとの思いから、特別に参加費無料で開催いたします。新たな出会いや、これからのヒントを探しに、ぜひ会場に足をお運びください!


【定員30名!】イベント詳細・お申し込みはこちら:https://sendai-international.peatix.com/view

▼ 登壇者


🎈株式会社ライフブリッジ 代表取締役 櫻井 亮太郎
インバウンドの研修や飜訳、外国人インフルエンサーを起用したプロモーション事業などを手掛ける。海外向けに日本文化や魅力を発信するYouTubeチャネル「Ryotaro’s Japan」の登録者数は15万人以上。

🎈株式会社会社HALAL HUB 代表 マムン・アブドウラ・アル
バングラデシュ出身。仙台で多国籍文化を楽しめるバングラデシュ家庭料理を提供するお店「Halal Hub (ハラルハブ)」を運営。スパイスカレーYouTuberとしても活動を展開。

🎈ボーダレスハウス株式会社 代表取締役 李 成一、新規物件/新拠点開発 責任者 李 昌信
「”ちがう”を越えて、人と社会をつなぐ」をビジョンに、海外の方と現地の人をつなぐ国際交流シェアハウス「BORDERLESS HOUSE」を日本で50棟以上展開。新規物件開発担当 李 昌信は仙台出身。

   

🎈株式会社COMMONS. HOTEL事業部長 高橋 元
「東北との新しい出会いの場」をコンセプトに、ローカルの魅力を共創するライフスタイルホテル「OF HOTEL」事業にて事業部長を務める。

▼ 開催概要

日時:2025年1月17日 18:00-19:30 ※終了後、懇親会の開催あり(20:30終了予定)
方法:オフライン開催
会場:OF HOTEL(Google Map)(仙台駅から徒歩6分 )
人数:定員30名
費用:無料  ※懇親会の参加費:社会人1,000円、学生500円
共催:ボーダレスハウス株式会社、OF HOTEL(オブホテル)

▼ 当日の流れ

17:40:開場・受付開始
18:00: オープニングピッチ:仙台 × 国際化をビジネスとして実践する2社によるピッチ(20分)(株式会社COMMONS. HOTEL事業部長 高橋 元、ボーダレスハウス株式会社 代表取締役 李 成一)
18:20 :トークセッション「仙台での外国人との共生・国際化の今と未来について」(株式会社ライフブリッジ 代表取締役 櫻井 亮太郎、株式会社会社HALAL HUB 代表 マムン・アブドウラ・アル、ボーダレスハウス株式会社 新規物件/新拠点開発 責任者 李 昌信)
    ・仙台での外国人の受け入れ(インバウンド・居住状況)について現状を知る
    ・訪日外国人観光客にとって観光地/定住地としての仙台の魅力とは
    ・ローカル(地域)と外国人のコミュニティや接点の現状と課題
    ・今後、仙台の国際化の未来に向けて企業や自治体は何を取り組んでいくべきか
19:10 :QAセッション
19:20 :クロージング
19:30 :懇親会(事前予約者のみ)※軽食あり
20:30 :終了

➡️イベント詳細・お申し込みはこちら:https://sendai-international.peatix.com/view

📢 さらに…
翌日1月18日、国際交流シェアハウスの内覧会を開催します!


東京・関西で50棟以上、平均稼働率90%の国際交流シェアハウス「BORDERLESS HOUSE」を運営するボーダレスハウス株式会社は、仙台エリア初となる国際交流シェアハウスを2025年2月1日に開業します!

記念すべき第1棟となるのは、東北大学川内キャンパスから徒歩6分に位置する32名のグローバルコミュニティ「BORDERLESS HOUSE 仙台東北大学前1ハウス」。この度オープン前に、シェアハウスツアーを含む【特別内覧会】を開催します。




国際交流シェアハウスにご関心のある方、シェアハウスの物件を見てみたい、国際交流や多文化共生の協業やコラボをしてみたいという方、どなたでもご参加大歓迎です!
ぜひ足をお運びください。

▶️詳細
日時:2025年 1月 18日 (土曜日) 午前10:00~11:30
会場:ボーダレスハウス仙台東北大学前1(川内駅から徒歩6分。詳細住所については別途メールにてご案内いたします)
費用:無料 

詳しくは以下記事をご確認ください。
仙台初の国際交流シェアハウス、入居者募集スタート!先行見学会を開催

※敷地内に駐車場のご用意がないため、公共交通機関か最寄りのコインパーキングをご利用いただけましたら幸いです。


・関連プレスリリース:ボーダレスハウスが東北エリア初進出。東北大学留学生向けの元学生寮を活用し、国際交流シェアハウスを2025年2月1日にオープン(ボーダレスハウス株式会社、2024年12月4日)

【12/8(木)19:00-】BステナイトVol.1『 ボーダレス創業者田口、鈴木と語る ”創業とこれからのはなし”』

発信と交流をテーマにした拠点
「BORDERLESS STATION」始動!

差別偏見のない多文化共生社会へと国際交流シェアハウスを運営しているボーダレスハウスが新たに手掛けるプロジェクト。
発信と交流をテーマにしたコミュニティプレイスBORDERLESS STATION (略してBステ)が東京浅草橋で2022年11月オープンしました。

そして、Bステのメイン企画として様々な活動家をゲストとして招いて話を聞けるだけでなく、食事をしながら参加者との対話も楽しめる交流型イベント Bステナイト を初開催!
会場参加がメインとなりますが、今回はオンライン参加も可能なハイブリット型での開催にチャレンジ!

ボーダレスハウス(株)代表の李成一が今一緒に語りたい、話を聞いてみたい活動家たちをゲストにお招きしていくこの企画。記念すべき第一回は、李の強い要望により苦楽を共にしたボーダレスグループの2人、ボーダレス・ジャパン 創業者の田口氏(通称たぐっさん)と鈴木氏(すーさん)が登場します!

創業とこれからのはなし

現在世界16カ国で49のソーシャルビジネスを展開するまで成長したボーダレスグループですが、そのグループを牽引してきた共同創業者の田口氏と鈴木氏。
15年前創業した頃のお話から今に至るまでのストーリーや苦労話、そしてこれからのソーシャルビジネス、ボーダレスジャパンの目指す世界と展望について語り合います。

パーソナリティ 李がゲストの個性とホンネを引き出しながら、難しいイシューもよりわかりやすく、より楽しく語る時間をお届けします。
知ることから始めよう。好奇心があなたの世界を広くする。
「ちがう」にであう。 世界がひろがる。
新しい価値観に出会うBORDERLESS STATION のBステナイト、ぜひご参加ください!

リアルな場でお会いできることを楽しみにしています!

ゲストスピーカー


田口一成
株式会社ボーダレス・ジャパン代表取締役社長
早稲田大学在学中に米国ワシントン大学へビジネス留学。卒業後、㈱ミスミ(現・ミスミグループ本社)を経て、25歳で独立し、ボーダレス・ジャパンを創業。
現在、世界16カ国で49のソーシャルビジネスを展開し、従業員は約1,200名、グループ年商は65億円を超える(2022年11月現在)。
日経ビジネス「世界を動かす日本人50」、Forbes JAPAN「日本のインパクト・アントレプレナー35」、Newsweek「世界に貢献する日本人30」に選出された。
著書に『9割の社会問題はビジネスで解決できる』(PHP研究所)がある。

 

鈴木 雅剛
株式会社ボーダレス・ジャパン 代表取締役 副社長
1979年生まれ。山口県出身。 2007年、国内外の貧困、地球温暖化、難民問題等の社会課題をビジネスで解決する「ソーシャルビジネス」しかやらない会社として、田口一成(同社代表取締役社長)と共に株式会社ボーダレス・ジャパンを創業。
丸井グループ サステナビリティアドバイザーメンバー(社会分野)就任(2019年)。環境省事業「アフターコロナ・ウィズコロナ時代のサステナブルな社会の在り方に係る研究会」委員就任(2020年)。

 

イベント概要

第一部(50分)トークセッションはオンラインでもご参加いただける会場からの配信型(ZOOM)でお届けします。
第二部(70分)は東京浅草橋のBステにお越しいただいた方たちとゲストとの懇親会として続きます。

【日  時】12月8日(木) 19:00~21:00
【プログラム】
19:00~19:50  第一部 トークセッション (オンライン&会場参加)
19:50~20:00   休憩 
20:00~21:00  第二部 懇親会 (会場参加者のみ) 
【参加方法】
①会場(東京浅草橋)での参加 
 食事&1ドリンク付き:2,500円
 ※先着20名
②オンライン参加(第一部のみ) :無料
※先着50名
※ZOOMでの参加

【お申込みフォーム】
こちらのフォームよりお申込みください。
参加申し込みフォーム>>>


 
●会場となる東京浅草橋にあるBORDERLESS STATION
(東京都台東区柳橋1丁目10−8)


●ボーダレスハウスのイベントの様子


【BORDERLESS STATIONとは】
東京浅草橋を拠点とし2022年10月にスタート。異文化理解・多文化共生の新しい発信と交流の拠点。
「ちがう」にであう。 世界がひろがる。異文化理解・多文化共生の新しい発信と交流をテーマにした拠点。
金曜と土曜の夜ダイニングバーとして営業。水曜日はシェアキッチン(場貸し)として他の外国料理のお店の方に営業。

ホームページ:https://www.borderless-house.jp/jp/bstation/
Instagram:https://www.instagram.com/borderlessstation/



◆パーソナリティー◆

李 成一
ボーダレスハウス株式会社 代表取締役社長

日韓台で国際交流シェアハウスを運営中。在日コリアンとして、すべての人が自分のルーツに誇りを持って自己実現できる社会を目指して活動中。
ボーダレスグループを牽引する社会起業家の一人。

 

【イベント参加お申込みフォーム】
こちらのフォームよりお申込みください。
参加申し込みフォーム>>>


大学生の”いま”からできる海外進学~今こそ「世界」に出て、「英語」で学び、自由に生きる~

こんにちは!
ボーダレスハウスのRikoです!

大学生の皆さまがもっと充実した春休みを送れるように、応援企画として開催される2週連続オンラインイベント~第2弾~について、お知らせです!

春休み直前スペシャルトークセッション!
大学生の”いま”からできる『海外進学』とは?

海外進学 = 高校卒業後に海外大学へ進学することだと思っていませんか?「もう日本の大学に通っている自分には関係ない」と思う方も多いはずです。

実はあまり知られていない、海外大学への編入や大学院進学という、日本の大学から海外へ進学するというルート。
いつかは海外で働きたい、海外移住したい、と考えているなら、今が行動を起こすときかもしれません。

今回ゲストスピーカーとして登壇するのは、海外進学、海外就職 、英語などに関する情報を幅広く発信されている起業家/教育革命家の白川寧々(しらかわねね)さん。
日中英のトライリンガル。高校時代に独学で英語を学び、米国デューク大学に進学、マサチューセッツ工科大学(MIT)MBA修了。
ご自身の経験はもちろん、教え子である大学生たちのお話から、海外進学のリアルや、国内で実践できる英語の勉強法などについて、お話しいただきます。

【イベント内容】こんなことをお話します!

①コロナ禍のいま日本の大学生たちが海外を目指すべき理由
・なぜ、いま海外進学なのか?
・英語で学び、グローバル賃金を得て、経済的自由を手に入れる方法とは?
・ロールモデルのご紹介
#1: 日本の大学⇒ベルギーの大学へ編入
#2: 日本の大学在学しながら、ヨーロッパ大学へ出願中
#3: 日本の大学卒業後⇒大学院進学

②お金、就活、そして英語力。あらゆる悩みをシンプル化
・結局、自分の場合はどうしたらいい?という疑問を解消

③春休みに誰でも”国内”でできる英語の学び直し
・寧々さんが解説:英語ネイティブ脳みそのつくりかた
・国際交流シェアハウスで学ぶ”生きた英語” EOPシェアハウスとは?

【なぜ今このテーマなのか?】

今回のイベントで取り上げるのは、『大学生の海外進学』・『英語の学び直し』という2つのテーマ。

1つ目のテーマ、『海外進学』
いまの大学生のほとんどが、入学以来ずっとコロナ過で大学生活を送っています。先が見えない”不安”、このまま卒業を迎えてしまうのではないかという”焦り”。
予定していた留学が中止・延期になったり、海外への道を諦めてしまった大学生たちに、たくさん出会いました。

まだ海外への想いを完全には諦めきれない、いつかは海外へ。という気持ちが少しでもあるのであれば、コロナ収束を待ってから考え始めるのではなく、この期間を”いつでも海外に羽ばたける準備期間”にできるはず。

2つ目のテーマ、『英語の学び直し』
英語を学ぶではなく、今後「英語で学ぶ」人になるためにどうしたらいいのか、現時点でのレベルは問わず、国内で今日から挑戦できる学び直しの方法を具体的にお話します。

この2つのテーマのお話を通じて、いま自分の中にある”モヤモヤ”をはっきり認識したうえで、「じゃあ今から何が出来るか」と、思考と行動のスイッチをオンにしてほしいと思います。
この春休みや新学期に新しい挑戦がしたくなる、そんなきっかけをくれるイベントです。


【こんな方はぜひ参加してください!】


「いまの大学生活に満足できない」
「いつか海外に行きたい、住みたい!」
「入学したけど、やりたいことと違った、やりたいことが見つからない」
「もうすぐ就活が始まるけれど、海外就職にも興味がある」
「国内で英語力を身に付けたい!」

ぜひお友達も誘って、お気軽にご参加ください★

イベント概要

【日時】
2022年2月5日(土)11:00~12:30(10:50から入室できます)

このイベントは大学生の皆さまがもっと充実した春休みを送れるように、応援企画として開催される2週連続のイベントです。

第1弾のイベント情報はこちら
★エシカル就職最前線~自分の価値をアップしよう!人事に聞く就職攻略のヒント~

【参加費】
一般チケット:無料
アーカイブ視聴:無料

【参加お申込みリンク】
https://bheop02.peatix.com/

【プログラム】
・主催者ボーダレスハウスのご紹介
・ゲストスピーカー白川寧々さんによる講演
①コロナ禍のいま、日本の大学生たちが海外を目指すべき理由
②お金、就活、そして英語力。あらゆる悩みをシンプル化
③春休みに誰でも”国内”でできる英語の学び直し
・質疑応答
・お知らせとメッセージ
※質問はイベント中チャットにて随時お聞きいただけます
※プログラム内容は変更になる可能性があります

【登壇者】

白川寧々(しらかわねね)
起業家/教育革命家/国外逃亡者を守護する召喚獣/一般社団法人Waffle アドバイザー


〜プロフィール〜
教育起業家。日中英のトライリンガル。華僑。 6歳で来日後、日本国籍取得。フェリス女学院中学・高校時代に独学で英語を学び、米国デューク大学に進学。卒業後、米国大手コンサルティングファームを経て、マサチューセッツ工科大学(MIT)MBA修了。2015年にタクトピア株式会社、2017年に世界の10代向け起業家教育プログラム「FutureHACK」を創設。グローバルキャリアと日中英の3言語能力を生かして現在までに世界20カ国、累計1万5千人の学生に対してアントレプレナーシップ教育を行う。2018年に「教員をグローバルリーダーに。」というミッションの基、「Hero Makers」を創設。同事業は経済産業省「『未来の教室』実証事業」に採択された。2020年には、IT分野のジェンダーギャップを埋めることをミッションとする一般社団法人Waffle アドバイザーに就任。ねねみそ相談サロン(Facebook グループ)でも活動中。

YouTubeチャンネル「白川寧々チャンネル」
Twitter

★書籍
国外逃亡塾 普通の努力と少しばかりの勇気でチートモードな「自由」を手に入れる 
英語ネイティブ脳みそのつくりかた 


【注意事項】
イベントは記録用に録画をさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
大学生向けの内容ですが、大学生以外の方もご参加いただけます。

【多文化共生インタビュー】きっかけは意味不明な採用活動への疑問。ソーシャライズ代表中村氏が語る多文化共生を会社で実践する方法とは

皆さま、こんばんは!ボーダレスハウスサポーターのなみです。
香川在住の高校3年生で多文化共生や多文化理解に関心があって、ボーダレスハウスのイベントを参加者として参加していたのですが、今ではボーダレスハウスのサポーターをやってます!

ボーダレスハウスでは多文化共生にまつわるオンラインイベントを9月からスタートさせました。オンラインイベントに関してはこちら

第一回目が9月3日に開催され、外国人労働者の第一人者である若手起業家中村拓海さんと岡村アルベルトさんを講師としてお招きして日本の外国人就労の現状とビジネスとしての多文化共生社会創りについてお話してもらいました。

イベントの内容はとても濃かったのですが、90分という短い時間ではまだまだゲストの方にお聞きしたいことがたくさん…

そこで今回の記事では、もっと多文化共生についてゲストの想いを引き出すために高校生の僕がリポーターとして株式会社ソーシャライズの代表の中村さんにインタビューしました!

イベントの中身をチラ見せしつつ、中村さんの事業に取り組む姿勢から多文化共生社会を作るヒントをレポートしていきます。

〈イベントレビュー〉若手起業家が語る日本の外国人就労の今と未来

オンラインイベントでは、中村さんは外国人就労をテーマに自分の大学時代の経験や現在行なっている事業や日本企業の実態の事例を交えて、いかに外国人が日本の企業で就職することが難しいのか、日本の企業が外国人をただの労働力だ思っている問題点を伝えてくれました。
下記では、簡単にイベント内でのポイントをピックアップしてご紹介させていただきます。
オンラインイベント開催概要について

中村さんは大学生時代の留学生の友達が日本企業で就職活動している時に、面接も受けれずに全ての企業を落ちていったのを見て、自分はこんな日本企業に就かずに、自分で会社を立ち上げたほうが良いと考え、起業されました。

株式会社ソーシャライズは外国籍の人を取りたいと言っている日本の企業の「採用」と「育成」と「活躍」と「定着」の4つのサービスを提供している。また、学校などと連携して幅広い就職支援プログラムを開発して実施しています。

〈株式会社ソーシャライズ代表中村拓海さんのプロフィール〉

1990年生まれ。自身の経験から、外国人留学生の積極的採用・積極活用の新時代を創る事業構想を思い立ち、東京外国語大学在学中の2014年11月に起業。外国人専門の人材コンサルタントおよび留学生専任キャリアアドバイザーとしてマッチングに取り組む。そのノウハウを集約して2020年2月に高度外国人材コミュニティ”WEAVE“をスタートさせ、人材の多様化とイノベーション創出を目指す。
株式会社ソーシャライズ

日本での留学生全体の就職率は25.7%

まずは留学生支援についてです。日本での留学生全体の就職率は26.6%。これはとても低い数字です。
なぜこんなに低いのか、それは留学生は就職に伴い、日本語、就職情報、時間、資金、在留資格の5つの壁にぶち当たってしまうからです。
そこで、ソーシャライズでは留学生の支援は5つの課題を20タイプの留学生に当てはめて必要な支援を提供しています。

● 平成30年度の卒業・修了留学生総数:100,893人(出所:JASSO『平成29年度外国人留学生進路状況・学位授与状況調査結果』)
● 平成30年度の企業等への就職を目的として行った在留資格変更許可申請に対して許可した数:25,942人(出所:法務省『平成30年における留学生の日本企業等への就職状況について』)
● 25,942 / 100,893 = 25.7%

外国人を雇いたいというニーズ少ない

中村さんが7年間事業活動をしてきて気づいたことは外国人を雇いたい企業が少ないということです。これが外国人採用をする上での問題です。

日本企業は「問題なく働けるなら外国人でも良い」とは言いますが、本音では日本人を雇えないから最悪、外国人を雇えば良いと考えています。

また「国際関係なく、優秀な人を取る」とも言われていますが、実際には、”優秀さ”が”表面上の日本語力”ばかりで判断されている実情があるのです。

支援すべき外国人が見えてない

一件沢山の外国人が日本に在留しているように見えますが、実際にはごく一部の国が大半を閉めています。
少ない数の国の人々から日本社会は外国人に関する一般化をする傾向があります。
例えば、中国人は自分勝手で怒りっぽい。イギリス人は食に無頓着。ロシア人は無愛想で冷たい。インド人はターバンを巻いている。
もちろん、一般化することによって違いは分かりやすくなりますが、理解と判断を誤ってしまうこともあります。中村さんは毎年500人の外国人労働者と話していますが、一国のイメージで捉えるのではなく、目の前の個人を尊重しなければ本当にその人に必要な支援は見えてないのではないでしょうか。

中村さんの講義からは日本の外国人就労の問題点が沢山見えてきました。

【イベント後インタビュー】日本の企業が外国人労働者を雇う気もないのにダイバーシティやグローバルとか言うべきではない

イベントでは伝えきれなかった想いや、イベントに参加できなかった皆様にももっと内容を深く知ってもらうために、イベント終了後に、中村拓海さんにインタビューさせてもらいました。

イベントの中で、外国人が日本で働くサービスだと捉えたときには、企業と人をつなぐリクルーティングのイメージでしたが、ソーシャライズは繋ぐ役割を果たすだけでなく、外国人労働者の方の日本語教育などのケアをしていること、本質的に海外の方が必要としているアプローチをしているという点がとても印象的でした。

なみ:イベントのなかで起業を目指されたきっかけは大学の外国籍の同級生の就職活動への違和感だと仰っていましたが、そもそも中村さんが外国や異文化に惹かれた理由はなぜだったのでしょうか?
中村氏:きっかけは高3の受験準備のときです。それまではバドミントンに打ち込んでいて、まったく異文化や外国を強く意識したことはありませんでした。
しかし、高3の受験準備の時に、日本の大学受験制度にとても違和感を持ち、海外の大学に進学することを思いつき、バイトで資金をためてカナダのバンクーバーに行きました。
残念ながら、一か月で資金は底を尽きてしまい、進学せずにすぐに帰国したんですが、その一か月だけでも新しい文化に出会ったり、どんどん自分の価値観が変容していく楽しさを知りました。そして東京外大に進む決断をしました。

なみ:高校生の頃から違和感に対し、行動を起こす中村さん、すごいパワーだと思いました。異文化に触れる環境に身を置くことから外大と仰っていましたが、数ある大学のなかからなぜ東京外大を選んだんでしょうか?
中村氏:その理由は僕が11歳の時にあったアフガン戦争にあります。アフガン難民の存在を知り、何かできることはないかと考えて、最初パシュトゥー語を勉強できるところを探していたんですが、パシュトゥー語がなく、「それなら隣のウルドゥー語を勉強しよう」ということで東京外大に決めました。

このアフガン難民との出会いが、僕の起業の想いにも繋がっています。

なみ:アフガン難民への想いがイベントの中でも話されていた「Difference is Value」というモットーに繋がっているんですね。それでは、中村さんがソーシャライズを通して、ご自身の変化と課題についてを教えて下さい。
中村氏:いっぱいあります。(笑)
仕事の内容の面でいうと、起業したからこそ、全部自分でやれるようになったのが変化だと感じています。

英語で授業したり、面談したり、ウェブサイトを作ったり、動画撮影編集したり…普通に就職してたら、こんなこと絶対しませんし、できません(笑)割と何でもチャレンジできるようになりました。

課題としてはビジョンを体現してくれる仲間を見つけたり、どうやるのかを伝授したりするのが苦手なので、価値観が広がっていきにくいことが課題で、今後はそこを強化していきたいですね。

なみ:なるほど、何でも自分でやる!!というのはまさに起業家な気がしますね。では 事業を続けている中で現在感じているやりがいとはなんですか?
中村氏:就職決まった人が初任給でにご飯を奢ってくれることですかね(笑)
ただのビジネスライクな関係ではなく、ちゃんとその人と向き合って築き上げてきた信頼や距離感だからこその出来事だと思っていて、これは人と人の繋がりをベースにして関係が切れてないことの証明ですし、とても大切にしたい経験です。

就職した後も、関係性が続いていく方が多く、それがやりがいに繋がっているし楽しいです。

なみ:日本の会社の意識で、足りないと感じること、違和感を感じることはなんでしょうか?
中村氏:語っている言葉と実態が異なることにとても違和感を覚えます。
外国人を受け入れるのが良くて、受け入れないのが良くないということではなく、問題点は企業がダイバーシティやグローバルなどのキーワードを掲げて、違いを持った外国人を募集しているにもかかわらず同質の人しか雇わないことです。
そのキーワードに惹かれて、日本語を一生懸命勉強して来てくれたのに実際には迷惑がられたりする。それってすごく理不尽じゃないですか?
SDGs、グローバル、ダイバーシティ…流行りの言葉は使うのに実情は上場企業でも外国籍社員は平均して全体の0.26%しかいない。
それらの言葉を語るならもっと多様化しようという努力が数字に見えるべきだと思います。

なみ:海外の移民政策や、就労の事例で成功している事例や、多文化共生が成し遂げられている事例があれば教えてください。
中村氏:カナダでイマージョン教育をして、自分たちのコミュニティの仲間として外国人を引き受けている事例があります。
あと、経済規模の観点からで上手くいっているのはシンガポールでどの国からどういう役割を担う人何人まで受け入れるか、枠組みを決めて就労許可証を発行していて、マネジメントが成功していると聞きます。

なみ:外国人人材が現在「安価な働き手」として扱われて、人権意識が欠けている状況があると思いますが、こちらの原因や解決策はあると思いますか?
中村氏:解決策は世代間にギャップがあるということを知って、対話し続けことしかないですね。
例えば、実際にお客様のなかでも中国の方を「シナ」と呼ぶ方がいます。僕らからしたらとても差別的な発言だと違和感を感じますが、世代によっては周りが当たり前に使ってきたから何の気なしにその言葉で人を形容します。
世代間にそういう格差は必ずあるんです。だからこそ知るため、違和感を確認し、改善し続けるために対話は必要なんです。

なみ:セミナーの中でもありましたが、withコロナの日本の外国人就労はどうなっていくと思いますか?
中村氏:コロナの影響で経済規模が縮小しています。そのため、企業が経済活動したくても、需要がないので投資ができないのです。また、企業はコストカットするために、一番最初に減らすのは地代家賃や人件費などの間接費で、外国人社員も実際に解雇されています。
中には不当解雇と思われるケースもあるのですが、彼らは労働基準法を知らないから、労働基準監督署に駆け込むことはないし、不利な扱いをしても訴えることはないと雇い主は知っているのでしょう。
国籍の違う人はマイノリティであるが故に弱い立場に陥りがちであり、法律や制度によるセーフティネットを利用できないことも多くみられます。その弱みにつけこむ事例も残念ながら見受けられます。

本来、外国人労働者は合法な在留許可を手に入れないといけないのに、働けず困っていることを利用して、不法に就労を斡旋する業者も存在しています。

日本の企業がそういった弱みを握って外国人を利用することはひどいことですし、変えていきたいですね。

なみ:多文化共生について読者に中村さんが持っていただきたい考え方や、伝えたいことがあれば教えてください。
中村氏:違いを楽しむことです。
僕が外国籍の人と仲良くなりたいのは自分の知らないことを教えてくれて楽しいからです。人間は楽しいことがないと物事を続けることはできないと思いませんか?
持論ですが、理想的なダイバーシティとはダイバーシティを推進して外国人労働者を無理に募集するのではなく、違いを楽しんでいたらいつの間にか人が集まって気づいた時に、いろんな人がその場がいて、ダイバーシティな世界になっていること。
振り返ってみたら、ダイバーシティってのが僕は素敵だし、理想だと思っています。

なみ:振り返ったら、ダイバーシティだった、とても素敵ですね。中村さんの熱量がとても感じられる貴重なお話ありがとうございました!
先日のNHK worldにて、留学生の就労支援の様子を取材されております。ぜひ合わせてご確認ください!

【NHK world取材記事】Foreign Students – Japan’s Future
※英文記事になっています。

ソーシャライズさんと一緒に社会を変えるインターンをしてみませんか?

現在、ソーシャライズでは三種類のインターンを募集しています!!
詳しいことはぜひ下記HPから!皆様のご応募をお待ちしております。
ソーシャライズインターン情報

なみのイベント&インタビュー感想

今回のイベントは自分の興味のある外国人労働者についての内容でとてもワクワクしました。今の日本は、少子高齢化で働く人が少なくなっていく中で、外国人の方の労働力はとても大きな力を担っています。

イベントで中村さんのお話を聞いてみて、日本の企業はただただ、グローバルやダイバーシティと語っているだけで、自分のメリットのことしか考えていない企業が多いことにショックを受けました。

今、日本は、外国人のことを労働力として思うのではなく、一個人としてしっかりと尊重すべきだと思いました。将来、社会を担う我々、若者がそういった意識を今のうちから持ち、今より外国人労働者が働きやすい環境になり、日本を本当の意味でのダイバーシティを創り上げていきたいです。

今後のオンラインイベント開催情報について

株式会社ソーシャライズ WEBサイト