For Tomorrow’s Bright Future with a New Year 2021 ~ボーダレスハウスができること~

こんにちは!ボーダレスハウスの代表のリーです。
世界中で猛威を振るい続けている新型コロナウイルスという社会不安の中、2021年新しい年を迎えました。

私たちボーダレスハウスは、海外からのたくさんの入居者さんに支えられている事業です。そして、”交流”が価値とするコミュニティ事業です。刻々と変化する感染状況とそれにともなう入国制限と移動制限により、今年も事業としての苦難は続いていくと予測しざるをえません。
さらに今年1月、日本では感染がさらに拡大してしまったことで不安はより一層大きくなってしまっています。

そんな中でも昨年2020年、たくさんの方々がボーダレスハウスを選んでいただき新しい生活をスタートされました。今この瞬間も日本、韓国、台湾96ハウス700人を超える入居者さんたちは、一つ屋根の下で力を合わせてそれぞれの共同生活を育み楽しんでいらっしゃいます。

苦難が続く今年ではありますが、今だからこそ私たちの状況や、事業に向けての想いをお伝したくその気持ちをブログで綴ります。

Withコロナの中で奔走した2020年

海外からの入国がほぼ全面禁止となったことで、2020年春そして夏に入国を予定されていた海外からの方がすべてキャンセルまたは延期となってしまいました。
さらに、大学の授業はオンライン、お仕事もリモート化が促進されたことで、学校や職場近くへ引越すという需要も縮小し、新しく入居される方々は例年より減少したのも事実です。

そんな中ボーダレスハウスでは、リアルな交流はできなくてもオンラインで国際交流を体験してほしいという想いから言語交流を中心に新たなプログラムをスタートいたしました。

壁ではなく橋を架けようLanguage Exchange >>>

さらに、ボーダレスハウスにご入居される、そして卒業されたすべての方を、”Borderless Mates” ボーダレスメイト”と称し、新たなコミュニティプログラムも開始しました。

世界中の人と友達になれる!? BORDERELSS MATES PROGRAM >>>

 

そして、2020年10月に日本の入国制限が一部緩和されたことにより、入国を待ち望んでいたたくさんの海外からのボーダレスメイトをようやくお迎えできるようになりました。 2020年10月から12月までの間に実に184名の方々がボーダレスハウスで新生活をスタートされました。

ボーダレスハウスで過ごすステイホーム

シェアハウスはいわゆる大家族のような住まいです。たくさんの人と一緒に暮らすことで感染への不安をお持ちにもなるでしょう。 しかし、外での人との関わりが減ってしまった今だからこそ、ボーダレスメイトたちはシェアハウスの生活を楽しみ育んでいただいています。

リモートワークやオンライン授業の合間にハウスメイトとおしゃべるをする、一緒に料理をする。 コロナで仕事が減り新しい仕事を探すのにハウスメイトに相談したり助けてもらう。 ハウスメイトがいたから、リモートワークで感じる孤独感や息苦しさがやわらいだ、そんな声をたくさんいただきました。
一人きりのステイホームでは決して得られない、息抜きや楽しみ、喜び、支え合いがシェアハウスにはあるのです。

ボーダレスメイトがハウスでの生活を赤裸々に語ってくれていいますので下記ぐブログを一度ぜひご覧ください!
入居者寄稿ブログ>>>>>

みんなで力を合わせて楽しくコミュニティを育んでくれるボーダレスメイト、そしてボーダレスハウスという事業に誇りを感じ、 これからもより多くの方に届けたい一心でスタッフ一同取り組んでいます。

※弊社では政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」に基づき、入居者様、当社スタッフおよびそのご家族の安全・健康確保を考慮し、最善の業務対応を実施しております。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応について >>>

2021年も夢を追いかけるみなさんの新生活を応援し続けます!

コロナ禍では新生活への準備でたくさんの難しさがあると思います。弊社では少しでもその不安を解消いただけるよう取り組んでいます。 改めて、日本での取り組みを紹介させていただきます。

●オンライン内見(随時)とオンライン説明会(定期開催)を実施しています!

ボーダレスハウスってどんなところ?どんな人が住んでるの? 地方や海外にいたり、感染拡大で移動の制限があったりで直接ハウスにお越しいただくことが難しい状況において、オンラインで随時ご案内しております

オンライン内見はコチラ >>> 

オンライン説明会はコチラ >>>

●入居日までお部屋を無料でキープしてお待ちしています!

感染状況によって入国や引越しのタイミングがかわってしまう、引越しが少し先になってしまう、そんな方には、今なら4月15日まで無料でお部屋をキープします。
春のキャンペーンはコチラ >>>

●出会いも学びも充実!大学生活応援キャンペーン

多様な人々とリアルな接点を持ち、出会い、夢を語り、悩みを相談しながら切磋琢磨していく大学生活。 授業がオンライン化し様々な機会が制限されていく中、ボーダレスハウスだからできる体験を提供したく、滞在×体験型のプログラムキャンペーンを実施中です。

学びながら暮らし実践するプログラム、大学生キャンペーンはコチラ >>> 


●オンラインで学べる多文化共生トークセッション

私たちの目的は、バックグラウンドが違う若者同士が深く交流することで相互理解のある価値観を育むことです。 対面での関わりが難しくなったり、外国との交流が遮断されている今だからこそ、異文化理解・多文化共生について考える機会が必要だと思い、オンライントークセッションを実施しています。

多文化共生を楽しく学び考えるオンラインセッションはコチラ >>> 

 

個人の生活や経済活動すべての面で苦しい自粛状況が続きますが、その先にある必ず訪れる明るい未来を期待しながら、僕たちは今できることを考え行動していきます。
そして、今後もたくさんの新しいボーダレスメイトが素敵なハウスメイトと出会い、新しい生活をスタートできるよう取り組んでまいります。

2021年1月19日
ボーダレスハウス代表 李成一

 

※合わせて読んでほしい人気ブログ
・留学準備にボーダレスハウス!利用者の声を聞いてみました! >>>
・はじめてのシェアハウス生活!保護者の方の疑問やご意見をお聞きしました! >>> 
・アメリカの朝5時から参加する?! オンライン言語交換プログラムの魅力とは? >>> 

 

Build bridges not walls. ~ボーダレスハウスが今できること~

こんにちは!ボーダレスハウスの代表のリーです。

世界中で収まる気配の見えない新型コロナウィルスの影響。この影響で様々な業界で大きな打撃を受け皆さん日々様々な対応に追われる毎日だと思います。

私たちボーダレスハウスは、ご存じの通り海外からのたくさんの入居者さんに支えられている事業です。かつ、通常、3月4月は新生活、新学期のスタートということで一番の繁忙期、最もたくさんの入居者さんたちを迎え入れる時期。
今回のコロナウィルスの影響は決して小さいとは言えず、入国を断念しざるをえない方々からのキャンセルや、急遽母国へ帰国される入居者さんの対応に追われ予断を許さない日々が続いています。

しかし、
僕らの事業のミッションは、差別偏見のない多文化共生社会づくり。今世界で起きていることに対して、今だからこそ僕たちがやるべきことがあり、伝えたいことがありその気持ちをブログで綴ります。

コロナ危機が助長する、差別・分断


コロナは『アジアの問題』とされ、中国などアジア系住民に対する差別が深刻化し、人権団体への嫌がらせや暴行などの報告もあがる国も多く確認されています。改めて再熱してしまったアジア人への差別意識。しかしこれは決して国外で起きている他人事ではなく、今後日本でも同様に海外の方への”偏見の目”が生まれないともいえません。

猛威を振るうウィルスを抑え込むための入国制限。いわゆる鎖国状態。入国制限による”物理的な壁”、不安定な状態が続くことで生まれる”心の壁”見えない敵への不安が、特定の人種への嫌悪となり、嫌悪の対象を差別・偏見し遠ざけようとする。いつか入国制限が解除された後、この嫌悪の対象への差別偏見がさらに目に見えて拡大してしまわないか、とても不安です。

今こそつながろう。Build bridges not walls


決して悲観的な話ばかりではありません。今世界は共通の敵に立ち向かうかのように、様々な分野を超えて連携しこの危機を乗り越えようとしています。
僕たちボーダレスハウスも、入居者様、パートナー企業様、当社スタッフおよびそのご家族の安全・健康確保を最優先に、できる限りの対応を随時決定し実施しています。
※ボーダレスハウスのコロナ対策についてはこちらのページから

その上で、
今のこの情勢の中で、
僕たちボーダレスハウスにできることは何なのか。僕たちらしいアプローチってなんだろう
それは、分断ではなくつながりを生み続けること だと確信しています。スタッフが語った素敵なコトバがあります。Build bridges not walls.

コロナの影響で、ボーダレスハウスもビジネス上大きな打撃を受け日々様々な対応に追われる毎日ですが、
今僕らが思いをはせるべきなのは、一生に一度の一大チャレンジの留学という夢が叶わなくなってしまった入居者さんであり、母国の入国制限で急遽帰国を余儀なくされ、最後にハウスメイトとの思い出をつくれず帰ってしまった入居者さんたち。そして、国を超えた新しい友情を育むために、ハウスで待っていた入居者さんたちなんです。
彼らの悲しい気持ちを、次の出会いへのワクワクに少しでも変えていけないだろうか、海外にいながらも少しでも日本を知る機会、日本語を話す機会、そして、国を超えた友情を育む機会を提供できないか。

差別や偏見、分断社会が、ダメだ!反対だ!と声をあげることは大事だけど、
国を越えてつながろうとしている一人一人の背中を押してあげるような機会を創ること、相互の関わりを創ること。それがボーダレスハウスが今まで続けてきた活動であり、選ばれてきた理由であり、ブランドそのものなのです。

オンライン会話マッチングサービス「Language Exchange」始めます。


そんな僕らがたどりついたアイデアは、とてもシンプルな企画です!
日本に来ることができなくなった海外の方と、ボーダレスハウスの入居者さまを会話パートナーとしてマッチングする無料のオンライン会話サービスを始めます。出会うはずだったハウスメイト同士が国境を越えてつながれる機会を提供したい!
ボーダレスハウスの入居者同士だから通じ合えるものがありますし、いつか会える日を楽しみにできるはずです。

詳しいご案内はこちらのページからご覧ください!

さらに、ボーダレスハウスの入居予定だった海外の方だけではなく、留学キャンセルや延期になってしまったあらゆる方にも段階的に広げていきたいと考えています。

世界中で自宅待機が続く中、この小さな関わりが、次の来日、出会いへのワクワクへの後押しになれたらという思いから、スタッフみんなでできることを考えて、実施する運びになりました。

他にも、キャンセルになってしまった人には、担当者からの個別のメッセージも添えて。


いかにも、ボーダレスハウスのスタッフメンバーらしい、ハートフルな企画たちが続きます!


世界的に長期化が見込まれるコロナウィルスとの戦い。
壁をつくって国民の命を守ろうするのが国や政治の役割なら、
その壁を越えられる心の橋をかけていくのが僕ら地球市民の役割なんじゃないかなと思うわけです。そして僕らボーダレスハウスは、その橋を、不器用なりに泥臭く、でもとびっきりの笑顔で作りかけ続ける、いわば職人集団みたいなものでありたいし、それが僕らのプライドなのです。

 

ボーダレスハウスは過去に一度、今回のような大きな危機を迎え、乗り越えた経験があります。2011年の東日本大震災。地震への恐怖心から県外や海外への一斉帰国が起き、さらに放射能拡散への懸念から入国キャンセルの連続。
それでもなお、外国人と日本人の国籍比率を変えず、コンセプトを変えず、いつかまた国境を越えて訪れてくれる人たちを信じ、事業を続けたことで、無事苦難を乗り越え、より強いブランドへと成長しました。


個人の生活や経済活動、すべての面で苦しい自粛状況が続きますが、その先にある、必ず訪れる明るい未来を期待しながら、僕たちは今できることを信じて事業と向き合い続けていきます!