【ボーダレスな入居者たち】入居時の目標は海外留学!なのにシェアハウスで運命の出会いを果たし、転職・結婚した私の物語

ボーダレスハウスは、世界中から集まった若者が一つ屋根の下で暮らしながら異文化に触れ合う多国籍シェアハウスです。

英語力の向上はもちろん、最高の仲間との出会いと、新しい価値観に触れる異文化シェアハウスライフを提供しております!

世界中から集まった入居者さんの中には、一筋縄ではいかないようなユーモアに富んだ方もたくさん。
そこで、「ボーダレスな入居者たち」と称して、ボーダレスハウスでの出逢いを通して、変化や成長の経験があった方々をピックアップし、インタビューする新企画を始めます。

シリーズ3人目は、海外の大学への準備としてボーダレスハウス大森1に2年半滞在したサラさん。

シェアハウス内での出会いを経て進学ではなく、転職と結婚を決意し、パートナーと卒業されたその経緯を伺います。

入居理由は海外への進学準備。退去理由は生涯のパートナーに巡り合えたから

ー自己紹介をお願いします。
サラです。日本人です(笑)大森1シェアハウスに2016~2019年の間約2年半住んでいました。
趣味はスノーボードです。3年程前に大森シェアハウスの友達と初めて行ってから毎年行くようになりました。毎週行っていた時もあります。

ボーダレスハウスに入居したきっかけはなんですか?
海外の大学進学を考えていたので、外国人が居る環境で英語と異文化に慣れるためにボーダレスハウスに入居しました。

大学への進学では最初何を学ぼうと思っていましたか?
→ソーシャルワークを学ぼうと思っていました。今でもやりたい気持ちはあるので、セカンドライフか、副業でその分野のお仕事も出来たらいいなぁと思っています。

ボーダレスハウスを退去した理由はなんですか?
入居中に彼氏が出来て、二人で住むことになったので退去を決めました。
ボーダレスハウスが一部屋に2人入居可能だったらもっと住んでいたかったなあと思っています。

ーボーダレスハウスに入居中の思い出にはどんなものがありますか?
週末にパーティーをしたり、飲み会をしたりして盛り上がりました。
毎日誰かしらリビングにいるので毎日が楽しい思い出でした。

親身になってくれる一生涯の友人がいろんな国にできました。

ーその中でも印象的なエピソードはどういったものがありますか?
凄く料理上手な日系アメリカ人の男の子がいて、その子に魚の捌き方を教えてもらいました。アジフライからタイの煮付けまで様々な魚の捌き方を教えてもらい、一時期は毎晩のように一緒にキッチンに立ち、出来た料理をハウスメイトに振舞っていました。

ー逆に住んでいてトラブルなどはありましたか?
食べた食器を放置して洗わない人が居て、そのことでよくトラブルにはなっていました。まぁ、30人のハウスなんでそういう問題がある程度起きても仕方ないなぁとは思いつつ、洗って欲しいとは思っていました。


ーボーダレスハウスに入居したことでチャレンジしようと思ったことはなにかありますか?
プログラミングです。私が住んでいた頃、大森ハウスは不思議なことに1/3くらいの入居者がIT関係のお仕事をされていて、自然と興味を持つようになりました。
私は元々パソコンに苦手意識を持っていましたが、周りに優秀な先生が沢山いたのでわからないことはリビングでよく質問していました。

ー元ハウスメイトと今はどんな関係を保っていますか?
今でも連絡も取ってますし、交流もあり仲の良い関係です。コロナ以前には1ヶ月に1回くらいは前の住人や今の住人も集まってパーティーや飲み会をしていました。日本にいる友達はもちろんですが、海外に帰国した外国人の友達や、海外で働くことになった日本人の友達とも現地で会ったりします。いろんな国に友達がいるので旅行するのがとても楽しいです。


ー入居して自分で感じられた変化とはなんですか?
意外に助けてくれる人って多いものなんだという考えが生まれたことです。

今までは自分一人でなんでも解決しなければいけなし、困っても自力でなんとかしなければいけない思っていました。しかし、大森ハウスに住んで、本当にいろんな人に助けてもらいました。
色々なバックグラウンドの人がいて、協力的な人が本当に多くて、悩みや困ってることを相談したら親身になり様々な角度から一緒に解決方法を考えてくれました。

ー変化を感じたきっかけはなんですか?
きっかけは覚えていないです(笑)これという決定的な出来事があるわけではなく、気づいたらいつの間にか変化していたという感じです。

パートナーと支えあいながら、未来を歩んでいきたい。そのために転職を選択しました。

ーなぜ転職をされましたか?
留学と結婚を天秤にかけた時、結婚の方を優先すべきだと思ったからです。
留学は何歳になっても出来るけど、結婚するのにはある程度年齢は関係あるし、人生そう何回も結婚したいと思える人に出会えるわけではないと思い、留学ではなく彼の仕事を手伝うことも出来る職種に転職するという選択をしました。

ー転職される前のお仕事を簡単に教えていたたけませんか?
飲食店で働きながら、海外の大学への進学準備をしていました。

ー差し支えなければ彼氏さんとの入居して最初に得た印象がどう変化し、結婚のパートナーになったのか教えていただけませんか?
私の一目惚れでした。
性格が悪かったら嫌だなと思い、そのあとしばらく慎重に観察していました(笑) 数週間見ていても、性格も良いしと思ってこの人が好きで大丈夫だなぁと思いそれからすぐ付き合うようになりました。
付き合って1ヶ月目に海外旅行に行き、よくある旅行中に喧嘩するということもなく、日々一緒に過ごしている中で居心地がよく、誰にも相談出来ないような悩みも彼にだけは相談出来ました。2ヶ月くらいで私は結婚を意識するようになりました。彼にもその意思があるかその時に確認しました。

ーボーダレスハウスでの生活を経てこれからどうなりたいか、夢や目標など有れば教えてください!
留学するという目標は一旦流れる形になりましたが、留学ではなく就職で海外に住みたいです!せっかくWebデザイナーのスキルを手に入れたし、しかもプログラミング言語は世界共通なので、それを生かして海外でWebデザイナーとして働けるようになるのが今の目標です!
あとは今の彼氏と幸せな家庭を築くことです(笑)

シェアハウスのススメ!ボーダレスハウスで運命のパートナーが見つかるかも?

ーこれから入居する入居者さんに何か一言をおねがいします!
とにかく楽しいことが多いと思います!いい意味で変わった人が多いですが、家賃が安くない分それなりの方が住んでます。というか普通に結婚相談所とか入るよりいい相手に巡り会える可能性高いと思います(笑)
転職や結婚のチャンスがあるのも間違い無いです。私が住んでいた時期に私以外にIT系に転職した女性が1人。入籍をした国際カップルが2組いました。
一生付き合っていける友人、パートナーが出来る可能性十分なので、是非リビングに毎日顔を出してください!

ー生涯のパートナーとの出会いはどこに眠っているかわかりませんね…!しかし新しい目標もパートナーとの関係性が築かれたのもきっとサラさんのパワフルな行動力が理由ではないかと感じました。サラさん貴重なお話ありがとうございました!

編集後記

サラさんのお話いかがでしたでしょうか?
ハウスメイトやパートナーとの出会いの中で、新たな目標を見つけ幸せど真ん中で人生を謳歌しているサラさんのお話は新しいコミュニティの中での可能性を示してくれたのではないでしょうか。

人との出逢いは必ず皆さまへ素敵な「変化」をもたらしてくれます。ボーダレスハウスには世界中から集まった個性的な入居者の方がたくさんいます。その「変化」をあなたも体験してみませんか?

【ボーダレスな入居者たち】30歳で決断。海外で働くために僕が外国人と住むシェアハウスに住んだ理由

ボーダレスハウスは、世界中から集まった若者が一つ屋根の下で暮らしながら異文化に触れ合う多国籍シェアハウスです。
英語力の向上はもちろん、最高の仲間との出会いと、新しい価値観に触れる異文化シェアハウスライフを提供しております!
世界中から集まった入居者さんの中には、一筋縄ではいかないようなユーモアに富んだ方もたくさん。
そこで、「ボーダレスな入居者たち」と称して、ボーダレスハウスでの出逢いを通して、変化や成長の経験があった方々をピックアップし、インタビューする新企画を始めます。

シリーズ2人目は、30歳の直前に英語を勉強したいと一念発起し、ボーダレスハウスに1年半滞在しているぐーひーさん。

滞在中にぐんぐん英語力が向上し、外資系企業に転職された経緯を伺います。

30歳手前の転機。海外で働く準備はまずボーダレスハウスから

ーまずは自己紹介をお願いします!
ぐーひーと申します。今年32歳になります。
ハウスではぐーひーとかぐっちと呼ばれています。
ボーダレスハウスには2018年の10月から大井町シェアハウスに引っ越してきて、今一年半ほどになります。スポーツが好きで、テニスとかボルダリングをよくしています。今はコロナでできませんが、それ以前はハウスメイトと週一で行っていました。
料理も好きで、シェアハウスではみんなにふるまったり、一緒に作ったりしています。

ーボーダレスハウスに入居したきっかけはなんでしょうか?
30歳になる直前に30代の自分のキャリアを見つめ直し、海外で働いてみたいと考えました。そして英語の勉強を始めようと思ったことがきっかけです。
最初は友人に相談したんですが、その時に「今すぐ仕事をやめて海外に留学に行け」と言われまして。
ただ、仕事はやめたくなかったし、良いやり方がないかなと模索した時にプライベートで学ぼうと思いました。
シェアハウス且つ、海外の方と住めるところを探し、ボーダレスハウスに入居しました。

ー30歳からシェアハウスに!ではそれまでは一人暮らしだったんでしょうか?
はい、それまでは都内で7年ほど一人暮らしをしていて初めての共同生活でした。

一番印象的な思い出は、入居当日にそのままハウスメイトの誕生日パーティーへ行ったこと

ーはじめての共同生活で困ったことなどありましたか?
困ったことというより、印象的だったことはたくさんあります。
その中でも一番印象的だったのは入居した日でした。
ちょうどその日がハウスメイトの誕生日会だったんです。
引っ越しの片付けもせず、ハウスメイトに「みんなで花火を見に行こう!」と誘われて夕方から花火を見に行き、一緒に焼肉屋さんでお祝いをしました。
まだ誰の顔も名前も覚えていなかったにもかかわらず、ハウスメイトがまったく気にせず連れ出してくれた初日。二子玉川の花火大会の衝撃と戸惑いが入り混じった思い出を今でも覚えています。

ー初日でいきなり花火はなかなか珍しい思い出ですね!他にも印象的な思い出はありますか?
入居して2週間後に主催した自分の誕生日パーティーもいい思い出でしたね。
30歳までどこにも活躍しなかった”お寿司を握る”という特技があるんですが、その特技が大活躍で。
みんなにお寿司を振舞い、特に海外のみんなは「寿司が自分で握れるんだ!」と感動してくれました。大井町シェアハウスでは誕生日会やフェアウェルパーティーは必ずやるので、一つ一つが大切な思い出です。

ー誰かのお祝いやお見送りをする文化がシェアハウス内で出来上がってるのは素敵ですね!みんなで出かけたりもされるんですか?
六本木とか代々木公園とかにみんなでピクニックに行ったり、何人かでガラス工房に行ったり、よくいろんなところに出かけています。
僕は何かやろうって声をかけるのが好きで、去年の夏なんかは自作の流しそうめんをやってすごく盛り上がりました。

(手巻き寿司パーティーの時の様子)

シェアハウスは実践の場。生活しながら生の英語を覚えていきました。

ーボーダレスハウスに入居したことでチャレンジしようと思ったことってなにかありますか?
もともと英語の勉強することが目的だったので、心がけていたのは勉強とコミュニケーションです。
入居当時は英語ができず、特に最初の2か月はハウスメイトと意思疎通も難しかったんですが、とにかく毎日継続して勉強をしました。
もう一つは、休みの日はハウスメイトと出かけたり、できるだけパーティーやイベントでコミュニケーションをとることは心がけていました。
そうしてだんだんと英語が身につくようになりました。

ー他にも英語を身に着けていく上で具体的にはどんなことを行っていましたか?
英会話学校で働いているハウスメイトにおすすめのテキストや単語帳などを教えてもらって勉強していました。
そして国際交流シェアハウスで良かった点としては、覚えた単語や文法を次の日にハウスメイトとの会話などで使ってみれたことですね。

ー勉強にはハウスメイトの協力もあったんですか?
僕のハウスでは10人外国籍の人々がいるんですが、入居した当初は日本語が話せる方がほとんどいなかったので、一緒にいることで自然と身についていきました。
後はリビングで勉強しているとハウスメイトが単語のクイズを出したりして手伝ってくれていました。
TOEICの受験準備をしていた時は夜中の2時まで付き合ってくれましたよ

ーTOEICはどれくらい伸びたんでしょうか?
入居当初は400点台ぐらいだったんですが、1年後の試験では800点台になっていました。TOEIC対策の勉強をしていたわけではなく、基本的なものをずっと勉強していて点数が伸びたので着実に英語力が伸びていることが実感できたのは嬉しかったです。


ー入居して自分の中で感じられた変化はやっぱり英語が身についたことでしょうか?

語学もありますが、それ以上に、今まで海外の友人は居なかったんですが、友人が一気に増えて考え方の違いが肌で感じられるようになったことは大きいです。

例えば教育についても、なんとなく各国の教育は違うってことはわかっていましたが、実際に生でどんな教育を受けてきたかの話をする機会ってないので、そこで違いが知れたのは面白かったですね。

ーその変化が日常で役に立ったことってありますか?
いろんな価値観のハウスメイトと一緒にいるので、色んな世代の方の価値観の違いをすんなり受け入れるようになりました。
職場でも20代から50代の人までいて、価値観が全く違いますが、「違って当たり前、じゃあどうしよう」と考えて接するようになりました。

英語力が伸びたことで仕事の選択肢が増えていきました。

ーなぜ転職を決意されたんですか?
ボーダレスハウスに入居した時に海外で働くことを中期的なゴールにしていたので、最初のステップとして英語を使う会社に転職することは当初から考えていました。
ただ、入居当時はシェアハウスの生活に慣れることや英語の勉強もあったので、入居から半年くらいで英語の余裕が出てきたときに本格的に転職活動に取り組むようになりました。

ー転職の時に基準にしていたことはなんでしょうか?
前職で英語のキャリアがない中で、英語を公用語としている会社に転職することはとても難しいので、最初は日本企業で転職の可能性があるところを中心に受けていました。
ただ、TOEICの点数が上がってからは外資系の企業にもエントリーできるようになり、オファーをいただけるようになって選択肢が増えていきました。

ーその中でも今の会社への決め手はなんだったんでしょうか?
世界15か国に拠点を持っていて、海外支社への異動にチャレンジできる環境であることと、社内の公用語が英語ではあってもクライアントが日本企業中心なので日英半々のコミュニケーションができることが、英語の勉強を始めて1年の僕にとっては適切なステップだと思いました。

ー転職に際し、英語以外でボーダレスハウスでの生活の影響があったことはありますか?
知らない外資系の会社のリアルな声が聞けたことが良かったですね。
海外の会社を受けるようになってから、日本で知られている外資系の会社ってごく一部だと気づきました。
今の会社も元々は知らなかったんですが、イギリス人のハウスメイトに会社の情報やアドバイスを聞いて受けることにしました。
それぞれの会社の本社所在国出身の人に現地の知名度や情報を聞ける環境は有難かったです。

ーボーダレスハウスでの生活を経て今後どのような目標がありますか?
30歳の時に立てた目標が海外で働くことだったので、40歳までの10年間で海外に生活拠点を移していきたいなと考えています。
その一つのステップとして海外支社に移ることが直近の目標ですね。

ー当初は住みたい国はまだわからないと言っていましたが、今はどこの国に住みたいか決まっていますか?
まずは英語が通じる国で暮らしてみたいなと考えています。
ただ、転職前に20日間ほど休みをもらって、元ハウスメイトに会いにヨーロッパ4か国に初めて旅行に行ったときに、ドイツにとても惹かれたのでいつかは住んでみたいと思っています。

英語の勉強をする道は一つじゃない。でもシェアハウスの魅力は世界中に友人ができること

ー最後にぜひこれから入居する皆さんに一言いただけたらと思います!
英語を勉強するだけならやり方はたくさんあると思います。
英会話学校やオンライン英会話やYouTubeとかもあるし、道は一つじゃないです。
ただ、ボーダレスハウスに入居して得られることは英語だけじゃなくて、色んな国の価値感や違いを知ることができて、世界中に友達ができることが一番の魅力だと思います。
ー目標を立てて行動し、着実にステップを刻んでいるぐーひーさんのお話はこれから英語をボーダレスハウスで身に着けていきたいと思っている方に大変参考になったのではないでしょうか?ぐーひーさん素敵なお話ありがとうございました!

編集後記

ぐーひーさんのお話いかがでしたでしょうか?
具体的な勉強方法や転職までに至る経緯はぐーひーさんのnoteにも連載してくださっているので、ぜひシェアハウスでの生活や、新しい英語の勉強方法として参考にしてみてください!

樋口さんのnote

人との出逢いは必ず皆さまへ素敵な「変化」をもたらしてくれます。
ボーダレスハウスには世界中から集まった個性的な入居者の方がたくさんいます。
その「変化」をあなたも体験してみませんか?

【入居者インタビュー】入居者さんは武術の達人?!田端のシェアハウスに住むインドネシア武術の日本代表選手

皆さんこんにちは!ブログ担当のYuyaです!

突然ですが、皆さまプンチャックシラットという武術をご存知でしょうか?
プンチャックシラットとはユネスコの無形文化遺産にも登録されているインドネシアの伝統武術です。

インドネシアではポピュラーな競技で、日本で言う相撲のような存在です。
しかし、日本での競技人口は約100人とまだまだ知られていません。

そんな珍しい伝統武術をしている方ってどんな方なんだろう?と思いませんか?

実は日本代表がボーダレスハウスに住んでいるのです!

この記事では珍しい伝統武術に取り組んだきっかけと、プンチャックシラットの魅力を田端2シェアハウスの日本代表の久我和也さんにインタビューしていきます!

プンチャックシラットに魅せられて

ーまずは自己紹介をお願いします!
こんにちは!久我和也と申します。出身は新潟県で今は24歳です。
普段はIT系のベンチャー企業で営業兼プログラマーで働きながら、それ以外の時間でプンチャックシラットに取り組んでいます。

ーなぜボーダレスハウスを選んだんですか?
久我:社会人になってからは英語を使用する機会があまりないので、英語を日常に残したいという理由と、海外の方から見た価値観や大切にしていることに興味があり、交流を深めたかった理由で入居しました。

プンチャックシラットを始めたきっかけは友人からの誘いでした

ープンチャックシラットは日本では馴染みのないスポーツだと思うんですが、どんなスポーツなんですか?

シラットはインドネシアやマレ―半島地域が発祥で、1000年の歴史を持つ伝統的な武術です。オランダの植民地支配時には一時的に武術を禁止されていましたが、あくまで「舞踏」であるという風に強く市民の間で重んじられ、守られてきました。
沢山の流派があり、宗教実践や伝統芸能、人生儀礼や年中行事とも深く結びついているといわれています。
日本での競技人口は100人ですが、世界ではおよそ10万人ほどの競技人口がいます。

ープンチャックシラットとの出会い、そして始めたきっかけはなんですか?
大学生のときにインドネシアに2週間留学してはじめて試合を見たのが出会いでした。
その時はまさか自分がインドネシアで見た伝統武術をやるだなんて思っていませんでしたが、日本に戻ってきてたまたま仲のいい友人がシラットをやっていて、「一緒にやらないか」とに誘われてはじめました。

ーその時から本格的にプンチャックシラットをなさっていたんですか?
本格的に始めたのは実は去年からなんです。
2つ理由があって、一つが僕は小学校から大学までずっと野球をやっていたんですけど、ちょうど大学を卒業したときに野球人生に一区切りがついて、
「新しいことに取り組みたいな」と感じるようになりました。
そこから本格的にプンチャックシラットに打ち込むようになりました。
もう一つは20代で国際大会に出られるかもしれないと思い、全力で取り組んでチャレンジしたい!と思ったからです。

個人で銅メダル、そして3人演舞でも4位の好成績

ー最初に国際大会に出ようと思ったきっかけはなんだったんですか?
僕をシラットに誘ってくれた友人が、今度は国際大会に出場するチームに誘ってくれたことがきっかけです。
シラットには三人演舞があります。それは3人で型を行い、その美しさや呼吸を競うというものです。
そして三人演舞は背丈や体格が近い人と組むことでより美しく見えると言われています。友人とちょうど体格も近く、彼と一緒に世界と戦ってみたいと思い、国際大会の演舞を引き受けることになりました。


ー国際大会の結果はいかがでしたか?
地区大会などは何度か出たことがあるのですが、国際大会は初めてだったのでとても緊張しました。
しかし、三人演舞ということもあり、仲間がとても心強く落ち着いて競技に臨めたおかげで四位の成績をいただくことができました。
さらには、個人では銅メダルの結果を残すことができました。

ー国際大会で印象的なことはなんでしたか?
とても嬉しかったことは会場からの応援の声でした。
日本は他の国に比べて競技人口が少なく、大会などに応援に来てくれる人も国際大会だとほとんどいません。

しかし、僕ら日本代表の活動を他国の選手やサポーターもインスタグラムなどで知ってくれていたので僕たちの演舞中に各国代表やそのサポーターから応援の声をいただきました。
とてもスポーツマンシップを感じて嬉しかったし、国同士というよりも個人個人のベストで挑み、そこをリスペクトしてもらえている気持ちになりました。

平和のための武術を通して

ー久我さんにとってシラットの魅力とはなんですか?
他の武術との違いでもある、シラットの精神が魅力ですね。

シラットはあくまで「戦うため」の武術ではなく護身術であり、自分の身を守ったり、友人知人を守るために行うと言われています。例えばどの宗派の型を見ても必ず「受け」や「避ける」動作から演舞が始まるのが其の特徴です。「一番いいことはみんなが仲良くなること」とシラットの一番有名な師範も仰っているように平和のための武術であることがとても魅力だと感じてます。
美しさもまた、魅力の一つです。
シラットの動きはとても美しいと世界的に言われており、ハリウッドで動きを採用されてアクションシーンに使われていたり、動きを学ぶために有名な師範に俳優の方が弟子入りする事も多々あります。

ー海外に興味があったのはプンチャックシラットの影響ですか?
海外に興味があったのは父が添乗員だったこともあり、小さいころから海外の話をたくさん聞かせてもらっていました。なので大学では交換留学なども積極的に行っていました。
しかし、より深く海外の方と交流できるようになったのはシラットのおかげだと思っています。

留学で知り合って仲良くなることももちろんたくさんありますが、シラットを始めてからは世界中の選手と同じスポーツをベースに、価値観を共有できたことはとても見識を広られたのがよかったと感じています。

ーボーダレスハウスに住んでシラットに役立ったことはありますか?
ハウスメイトの理解があることが心の糧になっています。
練習で遅くなった時に声を掛けてくれたり、大会にでるときは全力で応援してくれますし、メダルを取ったときはハウスメイトにすぐにラインで報告しました!

ー今回入居者インタビューを受けてくださった理由はなんですか?
国内でシラットのことがもっと広がってもらいたいと感じたからです。
また僕のシラットの記事をきっかけに国内にいるインドネシア人の方やマレーシアの方が知ってくれて異国の地で懐かしさを感じてくれたり、交流の輪を広げていけたらと感じています。

ハウスメイトになりたいとインドネシアの方が言ってもらえたら嬉しいですね!

ー今後の目標などはありますか?
コロナの影響でどうなるかわからないですが、2026年に名古屋で国際大会が行われる予定なのでそこに向けてがんばっていきたいと思っています。
そして発信などを通して一人でも多くの方が「シラット知ってるよ!」と言ってくれるように活動していきたいと思っています。
応援よろしくお願いいたします!

編集後記

久我さんのインタビューいかがでしたでしょうか?

知れば知るほど不思議な武術、プンチャックシラット。
平和のための武術の美しさを一度見てみたいと皆様も思われたのではないでしょうか?

気になる方はぜひプンチャックシラット協会までお問い合わせください!

ボーダレスハウスには久我さんのように世界中から様々な個性をもった入居者様がたくさんいらっしゃいます。

ぜひ、そんな個性的な入居者様と一緒に刺激的なシェアハウス生活を送ってみませんか?

プンチャックシラット協会公式HP
久我さんの国際大会優勝時のインタビュー記事
プンチャックシラット協会のTwitterアカウント

【ボーダレスな入居者たち】英語が大の苦手だったのにフィリピンに住んだ僕の話

ボーダレスハウスは、世界中から集まった若者が一つ屋根の下で暮らしながら異文化に触れ合う多国籍シェアハウスです。

英語力の向上はもちろん、最高の仲間との出会いと、新しい価値観に触れる異文化シェアハウスライフを提供しております!

世界中から集まった入居者さんの中には、一筋縄ではいかないようなユーモアに富んだ方もたくさん。

そこで、「ボーダレスな入居者たち」と称して、ボーダレスハウスでの出逢いを通して、変化や成長の経験があった方々をピックアップし、インタビューする新企画を始めます。

シリーズ1人目は、新卒で上京しボーダレスハウスに2年半滞在した清田さん(以下、サティスさん)。

その後外資系企業を退職し、フィリピン移住に至った経緯を伺います。

就職は東京で。上京してから東京を出るまでお世話になったのがボーダレスハウスでした。

ーまず自己紹介をお願いします。
清田と申します。シェアハウスでのあだ名はサティスでした。地元は福岡市で、大学は物理を専攻していました。趣味はスキューバダイビングで、性格はのほほんとしているとよく言われます。
新卒で上京してボーダレスハウスに入居しました。
そのあとなんやかんや2年半ほど住んだんですけど、退職してフィリピンへの渡航をきっかけに退去を決めました。

ーお仕事は何をなさっていたんですか?
外資系の会社で経営コンサルティング業務を担っていました。
漠然と「東京には行きたい」と考えていて、理系でメーカーだと地方就職になりそうだなと考え、いろんな分野を見るうちに運よく外資系コンサルにから内定をいただけました

ーなぜ新卒でボーダレスハウスに住もうと思ったんですか?
最初の目的は英語学習でした。
外資系だから英語を会社で使いそうだなって思って。
僕は中学、高校と英語が大の苦手だったので、少しでも多く英語が勉強できないかなと思って、「だったら外国人と住んじゃえばいいんだ。」とシェアハウスを探したのがきっかけです。

ー実際に住んでみてどうですか?入居したきっかけの英語は身につきましたか?
最初の一年はあまりつきませんでした。(笑)
会社は思ったより英語を使わない環境だったし、最初に僕が入居した当時の茗荷谷シェアハウス(現池袋東シェアハウス)では外国籍の方がみんな日本語上手で(笑)
特にアメリカ人のショーンなんかはめちゃくちゃ日本語上手でに逆に漢字を教わったりしてました。でも今はここが最初の物件でよかったと思ってます。

そのあと、「シェアハウス慣れてきたし、どうせなら大人数のとこ引っ越そう!」と大森1シェアハウスに移って、そこからは以前より英語が身についたと感じるようになりました。

ー確かに日本語が上手になっていく方もいますよね。なぜ最初の物件が池袋東シェアハウスでよかったなって思ったんですか?
小規模な分、僕が入居したときにはコミュニティが出来上がっていたのですが、すごく自然に受けれいてもらったんです。
内見にいったときに親切で穏やかな感じの方が多くて緊張しなくていいなと思いました
ショーンが友達をよく連れてきてご飯を作ったりしていたので、賑やかで楽しかったです。また、ある程度日本語で会話ができたことや、英語がうまく伝わらなくても歩み寄ってくれる方が多かったことで、一緒に住む恐怖感ってのはなくなっていったのは良かったなって思ってます。

ー大森1ハウスでの生活はどうでしたか?なぜ英語が身についたなと感じたんですか?
大森1シェアハウスは29名の大型ハウスなので人の入れ替わりも多くて、日々出会いがあって新鮮でした。来日間もないハウスメイトも多く、自然と英語が上達していったように感じました。

ただ、どちらかというと「英語は完璧に話せなくてもなんとかなる!
と思えるようになったことが大きかったです。

コミュニケーションは言語だけのやりとりじゃないと思った

ー「英語は完璧に話せなくてもなんとかなる!」とはどういうことですか?
言葉が分からなくても、話している時の表情や動作、雰囲気である程度伝えたいことが読み取れる。

そう感じられる瞬間がたくさんあり、英語へのビビりがだんだんとなくなっていきました。「あれ、これ聞き取れなくてもなんとかなるぞ?」みたいな。
自分から話す時も同様で、芸能人の出川さんのような精神でした(笑)。

そのおかげで、自分が海外で暮らすことが具体的にイメージできるようになりました。

宗教や文化や食事は違うけれど、楽しいこと嫌なことは同じ。

ーなるほど。確かに他の入居者さんでも勇気を持てるようになったというお話はよくお聞きします!ほかにボーダレスでの生活で印象に残ったことはありますか?
社会人の方が多く住んでいたので、異業種の方と友達になれたことは視野が広がるきっかけになりました。

あと、海外の方に対しても日本の方に対してもそうなんですけど、「意外とみんな一緒だな」って思うことが多かったです。

もちろん、宗教や文化や食事は違うけれど、楽しいことは楽しいし、嫌なことは嫌だし、コミュニケーションを取る障害って案外少ないんだなってのがわかって、住んでて良かったなと思います。

フィリピンでもシェアハウス。旅しながらWEB制作で稼ごうとと思いました。

ーボーダレスハウスを退去されたのはどうしてですか?
ちょうど会社をやめようと思っていて、やめた後どうしようかなあと考えてたんです。そこで海外に行こうかなって。
2年半務めた会社を退職して、海外に行くためにボーダレスハウスも卒業しました。

ーどうして会社をやめて、海外に行こうと決断しようと思ったんですか?
「会社員向いてないな」って思ったからです。
自分の人事権が自分にないのがすごく嫌だなあと感じて。
ボーダレスハウスでいろんな人に会っていろんな国に興味がわいたし、海外でバックパッカーしようと思ったんです。
でもお金で選択肢を狭めたくはなかったので、旅しながらお金を稼ごうと考えました。

ーどういうことでお金を稼ぐつもりだったんですか?
WEB制作です。フィリピンのセブ島にプログラミングを学べるシェアハウスを見つけて。そこに住んで勉強してから世界を回ろうと決めました。

プログラミングを学べるシェアハウス面白いですね!住んでみていかがでしたか?
日本人が運営していて、日本人の住むシェアハウスだったので、初めての海外生活でも特に困りませんでした。
でもやっていくうち「あ、WEB制作向いてないな」ってなって。(笑)

そのうち学ぶのはやめちゃいました。ただ、フィリピンにはすごく馴染んで、世界を回るつもりが結局そのまま一年くらい住んでいました。

ーなぜそんなにフィリピンがいいなと思ったんですか?一年間どう過ごしていましたか?
一番の理由は僕にとって生きやすい環境だったこと。
日本人コミュニティがすごく良かったですね。お互いに干渉しないけど、楽しむときは一緒に楽しむ!という感じで。
あと僕の英語でもなんとかなったところ!
みんなすごくフレンドリーで、僕の英語が変でもなんとか聞き取ってくれて、無事に日常生活を送ることができました。

シェアハウスの頃と同じで、大森魂というか(笑)。「意外と何とかなるぞ」精神でコミュニケーションが取れる国でした。
WEB制作の勉強はやめちゃったので、友人の仕事を手伝ったり観光しつつのんびり過ごしていました。

ーフィリピン滞在中にはほかの国には行かなかったんですか?
行きました!タイ、香港、台湾、マレーシア、マカオ、中国、インドネシアなど、直行便があるところを中心に行ってましたが、どこの国も新しい発見があって。
隣の国でも「こんなに国の雰囲気が違うのか」と感じることが面白かったです。

ボーダレスハウスに住んでた時は「あ、みんな同じだなあ」って共感することが多かったんですけど、現地に行ってみたらやっぱり「同じようで違う」。
日本の感覚では考えられないことが広がっていることにとてもわくわくしました。

ー素敵ですね!サティスさんはコロナが収束したらフィリピンに戻る予定ですか?
セブ島には遊びに行きたいなあって思ってます。第二の故郷なんで。(笑)
ただ、やっぱり知らない国で異文化に触れるのが楽しかったんですよ!

なので、いよいよヨーロッパやアフリカ、北南米など、いろんな国にチャレンジしたいですね。
北朝鮮のような国にも行ってみたいです。とにかくいろんな国の違いを見てみたいなって思います。

僕にとっての変化は世界が近くなったこと

ーいいですね!ぜひ世界を旅したサティスさんレポートもお聞きしたいです。
では最後にサティスさんにとってボーダレスハウスに住んだ「変化」とはなんでしたか?

一言でいうと世界が近くなったこと。

「海外に行く」ことが僕の中で当たり前の選択肢になったことですね。
最初に言った通り、僕ほんとに中高のとき英語が大の苦手で。
入居する前は自分が海外に住むなんてイメージはまったくなかった。

けど、ボーダレスハウスで外国の人や海外志向の強い人と生活することで、未知だった海外がだんだんと形作られるようになっていきました。
簡単に海外に行こう!と思えるくらい世界が近くなったこと、それが僕の変化です。

ーそれは本当に素敵だと思います!では最後にこのインタビューを読んでる方に一言お願いします!
まずは内見に行ってみてください。

僕も内見に行って、提案してもらってぐっとシェアハウスの解像度が上がったので!それで迷ったらとりあえず入居!初期費用もあまりかからないですし、契約期間も1ヶ月からと短いです。また、他のハウスに移ることもできるので、実は結構リスクは低いです。住めば都だし、絶対に面白い!僕が保障します!

ー世界が近くなったことで、今度は世界へ一歩踏み込んだその心意気がサティスさんらしいと感じました。素敵なお話ありがとうございました!

編集後記

英語が苦手だったにも関わらず、「なんとかなる」といつも環境に飛び込んで乗り越えてきたサティスさん。一歩踏み出したあとのわくわくを追体験できるようなお話でした。

人との出逢いは必ず皆さまへ素敵な「変化」をもたらしてくれます。
ボーダレスハウスには世界中から集まった個性的な入居者の方がたくさんいます。
その「変化」をあなたも体験してみませんか?

Build bridges not walls. ~ボーダレスハウスが今できること~

こんにちは!ボーダレスハウスの代表のリーです。

世界中で収まる気配の見えない新型コロナウィルスの影響。この影響で様々な業界で大きな打撃を受け皆さん日々様々な対応に追われる毎日だと思います。

私たちボーダレスハウスは、ご存じの通り海外からのたくさんの入居者さんに支えられている事業です。かつ、通常、3月4月は新生活、新学期のスタートということで一番の繁忙期、最もたくさんの入居者さんたちを迎え入れる時期。
今回のコロナウィルスの影響は決して小さいとは言えず、入国を断念しざるをえない方々からのキャンセルや、急遽母国へ帰国される入居者さんの対応に追われ予断を許さない日々が続いています。

しかし、
僕らの事業のミッションは、差別偏見のない多文化共生社会づくり。今世界で起きていることに対して、今だからこそ僕たちがやるべきことがあり、伝えたいことがありその気持ちをブログで綴ります。

コロナ危機が助長する、差別・分断


コロナは『アジアの問題』とされ、中国などアジア系住民に対する差別が深刻化し、人権団体への嫌がらせや暴行などの報告もあがる国も多く確認されています。改めて再熱してしまったアジア人への差別意識。しかしこれは決して国外で起きている他人事ではなく、今後日本でも同様に海外の方への”偏見の目”が生まれないともいえません。

猛威を振るうウィルスを抑え込むための入国制限。いわゆる鎖国状態。入国制限による”物理的な壁”、不安定な状態が続くことで生まれる”心の壁”見えない敵への不安が、特定の人種への嫌悪となり、嫌悪の対象を差別・偏見し遠ざけようとする。いつか入国制限が解除された後、この嫌悪の対象への差別偏見がさらに目に見えて拡大してしまわないか、とても不安です。

今こそつながろう。Build bridges not walls


決して悲観的な話ばかりではありません。今世界は共通の敵に立ち向かうかのように、様々な分野を超えて連携しこの危機を乗り越えようとしています。
僕たちボーダレスハウスも、入居者様、パートナー企業様、当社スタッフおよびそのご家族の安全・健康確保を最優先に、できる限りの対応を随時決定し実施しています。
※ボーダレスハウスのコロナ対策についてはこちらのページから

その上で、
今のこの情勢の中で、
僕たちボーダレスハウスにできることは何なのか。僕たちらしいアプローチってなんだろう
それは、分断ではなくつながりを生み続けること だと確信しています。スタッフが語った素敵なコトバがあります。Build bridges not walls.

コロナの影響で、ボーダレスハウスもビジネス上大きな打撃を受け日々様々な対応に追われる毎日ですが、
今僕らが思いをはせるべきなのは、一生に一度の一大チャレンジの留学という夢が叶わなくなってしまった入居者さんであり、母国の入国制限で急遽帰国を余儀なくされ、最後にハウスメイトとの思い出をつくれず帰ってしまった入居者さんたち。そして、国を超えた新しい友情を育むために、ハウスで待っていた入居者さんたちなんです。
彼らの悲しい気持ちを、次の出会いへのワクワクに少しでも変えていけないだろうか、海外にいながらも少しでも日本を知る機会、日本語を話す機会、そして、国を超えた友情を育む機会を提供できないか。

差別や偏見、分断社会が、ダメだ!反対だ!と声をあげることは大事だけど、
国を越えてつながろうとしている一人一人の背中を押してあげるような機会を創ること、相互の関わりを創ること。それがボーダレスハウスが今まで続けてきた活動であり、選ばれてきた理由であり、ブランドそのものなのです。

オンライン会話マッチングサービス「Language Exchange」始めます。


そんな僕らがたどりついたアイデアは、とてもシンプルな企画です!
日本に来ることができなくなった海外の方と、ボーダレスハウスの入居者さまを会話パートナーとしてマッチングする無料のオンライン会話サービスを始めます。出会うはずだったハウスメイト同士が国境を越えてつながれる機会を提供したい!
ボーダレスハウスの入居者同士だから通じ合えるものがありますし、いつか会える日を楽しみにできるはずです。

詳しいご案内はこちらのページからご覧ください!

さらに、ボーダレスハウスの入居予定だった海外の方だけではなく、留学キャンセルや延期になってしまったあらゆる方にも段階的に広げていきたいと考えています。

世界中で自宅待機が続く中、この小さな関わりが、次の来日、出会いへのワクワクへの後押しになれたらという思いから、スタッフみんなでできることを考えて、実施する運びになりました。

他にも、キャンセルになってしまった人には、担当者からの個別のメッセージも添えて。


いかにも、ボーダレスハウスのスタッフメンバーらしい、ハートフルな企画たちが続きます!


世界的に長期化が見込まれるコロナウィルスとの戦い。
壁をつくって国民の命を守ろうするのが国や政治の役割なら、
その壁を越えられる心の橋をかけていくのが僕ら地球市民の役割なんじゃないかなと思うわけです。そして僕らボーダレスハウスは、その橋を、不器用なりに泥臭く、でもとびっきりの笑顔で作りかけ続ける、いわば職人集団みたいなものでありたいし、それが僕らのプライドなのです。

 

ボーダレスハウスは過去に一度、今回のような大きな危機を迎え、乗り越えた経験があります。2011年の東日本大震災。地震への恐怖心から県外や海外への一斉帰国が起き、さらに放射能拡散への懸念から入国キャンセルの連続。
それでもなお、外国人と日本人の国籍比率を変えず、コンセプトを変えず、いつかまた国境を越えて訪れてくれる人たちを信じ、事業を続けたことで、無事苦難を乗り越え、より強いブランドへと成長しました。


個人の生活や経済活動、すべての面で苦しい自粛状況が続きますが、その先にある、必ず訪れる明るい未来を期待しながら、僕たちは今できることを信じて事業と向き合い続けていきます!

【メディア掲載情報】多国籍シェアハウス生活の本音!―「SUUMOジャーナル」に入居者さんのインタビュー記事が掲載されました。

「日本に居ながら留学生活?」
ボーダレスハウスは外国人と日本人が一つ屋根の下で暮らす、多国籍シェアハウスを運営しています。
都内に67棟、関西に10棟(2020年1月時点)を運営しており、世界50か国以上、

累計入居者数10,000人以上の方が入居していただいております。

なぜ世界中から入居者が集まるのか?
異文化や言語でトラブルは起こらないのか?
国際交流シェアハウスに住み続ける理由とは?

そんな質問にボーダレスハウスで2年以上住んでくださっている日本国籍と外国籍の入居者さんがSUUMOジャーナルさんのインタビューに答えてくださいました。

日本に来てからずっとボーダレスハウスに住んでくださり、ハウスの中心人物のようなアリさんと10代で入居し、シェアハウスで得られたことを大学生活に活かしているユイさん。

おふたりが本音で語ってくれた熱いインタビュー記事、ぜひご覧ください!

▼記事本文はこちら
『日本に居ながら留学生活? 多国籍シェアハウスのリアルな住み心地を聞いてみた』(2020/1/27)


=====本文より抜粋=====

※写真は本文より転用(写真撮影/小野洋平さん)

―たしかに。では、文化の違いで困ったりすることはないですか?

ユイさん:基本的に良い人ばかりですけど、やはり価値観は違いますよね。
でも、私は国の差というより個人の差だと思っています。
どこの国だからとかではなく、結局は個人の性格。どこの国でも大雑把な人も几帳面な人はいますから。
ただ、ここの住人は受け入れる心や協調性を持っている方が比較的多いですね。

―多様性を知る機会にもなりそう。語学以外の面でも成長できそうな環境ですね。

アリさん:ただシェアハウスに住みたいだけなら、わざわざボーダレスハウスは選ばないと思います。
家賃がめちゃくちゃ安いわけでもないですから。
それでも、あえてここを選んで来ているということは、お金以外になにか価値・魅力を感じた人が集まっているんだと思います。

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【シェアハウスで国際体験】ポジティブさの源!パラグアイ料理を食べて前向きになろう!

はじめまして!ボーダレスハウスでインターンをしている高校生のリリカです!

私は高校二年生で、国際協力に関心があります。なにか高校生でもアクション出来ないかと探している所、「ソーシャルビジネス」を行っているボーダレスジャパンに興味を持ち、現在グループ事業の一つであるボーダレスハウスでなんと!高校生インターンをさせていただいています。

※ソーシャルビジネスとは社会問題の解決を目的としたビジネスのことです。

『BORDERLESS DINERS〜世界を旅する国際体験レストラン〜』はいろいろな国の食事をレストランやケータリングで食べて!話して!考えて!五感で国際交流を楽しむ入居者プログラムです。

今回はパラグアイ編!にお手伝い兼参加者として参加しました。

料理も民族衣装もカラフルなパラグアイ文化からポジティブパワーを得られた最高な一日となりました!

では、11月のボーダレスダイナーズ パラグアイ編を参加者目線でレポートしたいと思います!

パラグアイってどんな国?~料理と民族衣装を通して文化を体験しよう!~

パラグアイ料理体験!ということで始まった今回。

しかし私はパラグアイのことが「聞いたことがあるだけ状態」でした。

どこにあるのか、どんな国でどんな料理を食べているのか、全くイメージが湧きませんでした。

そんなわけで、料理を食べる前にパラグアイを知ろう!ということで、ゲストの一人であるパラグアイ愛が素晴らしく強烈なたいすけさんがパラグアイの簡単な情報をまず教えてくれました。

パラグアイは南アメリカの真ん中らへんにある小さな国で、周辺国はブラジル、アルゼンチン、ボリビアです。

面積は日本とほぼ同じぐらいですが、人口は少なく埼玉県と同じぐらいだそうです!

公用語はスペイン語とグアラニー語で、グアラニー語はパラグアイとボリビアの人だけが話すとされる言語のようです。

会場では日本語、英語、スペイン語、グアラニー語が混ざっていて忙しかったです(笑)

今回のダイナーズはパラグアイ人のシェフ、マルタさんとハルミさんのお二人と、先ほど紹介したたいすけさんがゲストで来てくださいました。

マルタさんは物事をパッパとこなしちゃう陽気なタイプ、ハルミさんはちょっとシャイで優しく、お互いのことを「ちゃん」付けで呼んでいて、すごく仲良く楽しそうでした。

たいすけさんはパラグアイのエピソードがノンストップに出てきて、パラグアイへの愛情が溢れ出ていました。

シェフお二人の料理はすごく美味しく、また、たいすけさんのプレゼンで初めて知ったばかりのパラグアイは刺激が多い一日でした!

では紹介していきたいと思います!

美味しすぎて箸が止まらないパラグアイ料理

南米料理といえば日本でも有名なブラジルのシュラスコやチリのチリコンカンなど、お肉や豆、辛いもの!といったイメージ。

しかしパラグアイは全然想像がつかず勝手に独特な香りやクセがある味なのかなあと思っていました。

しかし準備中に食欲そそる香ばしい匂いがとってもおいしそうで食欲倍増でした!

食べてみると、日本の真裏なのに意外と日本料理と似ているところがあって親近感が湧きました!

温度で名前が変わるお茶!?マテとテレレはパラグアイの文化そのもの。

パラグアイ人は肉が中心の食生活をしていて、野菜をあまり食べません。

その代わりにマテ(テレレ)というお茶を常備しています。冷たいとテレレ、温かいとマテといいます。

マテ(テレレ)は「飲むサラダ」と言われるほどビタミン、ミネラルなど栄養豊富だそうです。

パラグアイ人はテルモというマテが入った大きな水筒をどこへ行くときも常に持ち歩き、街中で会う人とお茶を回し飲みすることによって会話を弾ませるそうです。

たいすけさんがパラグアイで買った本場のテルモを持っていたため、マテを飲ませてもらいました。

青汁に似ていて、まさに健康的な味でした!

とってもおしゃれなおかゆギソ!

私が個人的に一番好きだった料理はギソというおかゆのような料理で、ポピュラーな家庭料理です。

お米と豚肉が入ったトマトスープベースで、すごく食べやすかったです。

野菜と肉の旨味が出ていてシンプルだけど飽きのこない味でした。

日本で言うとおかゆって真っ白で薄味で、ちょっと体調が悪い時に食べるイメージだったりするので、ギソはイメージと全然違って、おかゆがとってもおしゃれな食べ物になりました!

とうもろこし団子のもちもちボリボリスープ!

続いてはボリボリというスープ!
これは鶏肉やトマト、タマネギなどで煮込んだスープにトウモロコシの粉を丸めて団子にしたものを入れた料理です。

こちらもパラグアイでよく食べられる家庭料理です。
トウモロコシ団子を作る手伝いをさせてもらいました。

もちもちしていて作っても楽しい、食べても美味しい、このもちもち忘れられません。

すごく美味しかったのでこれもおかわりさせてもらいました!

パーティーには絶対欠かせないクレリコ!

わたしは飲めなかったのですが、参加者の皆さまから評判の高かったのはこの紫の飲み物!サングリアと同じような作り方なのですがどちらかというともっとデザートに近く、名前はクレリコ!ワイン入りフルーツポンチです。

パラグアイのクリスマスパーティーには欠かせない飲み物だそうです。

作り方は各家庭で異なるようですが、旬の果物を入れる場合が多いそうです。
今回は皮をむいたオレンジや桃などを入れていました。

オレンジの皮を剥く手伝いをしましたが、思ったより難しく結構苦労しました。

ボーダレスハウスのスタッフの方と時間をかけて丁寧に剥いたので、クレリコには思い入れがあります!

残念ながら私はまだお酒が飲めないので味はわかりませんが、みなさん美味しい!と飲んでいました。


パラグアイに伝わる虹色レース「ニャンドゥティ」

食事をお腹いっぱい食べ終えると、たいすけさんが今度は詳しくパラグアイの文化を教えてくれました!

その一つが、伝統工芸品であるニャンドゥティというパラグアイに古くから伝わる独特なレース。

ニャンドゥティはパラグアイの女性の仕事として受け継がれてきた手工芸品なため、パラグアイへ行くと多くの女性がニャンドゥティを一つ一つ丁寧に編んでいるそうです。

「ニャンドゥティ」はグアラニー語で「蜘蛛の巣」という意味であるため、模様が蜘蛛の巣をモチーフとして編まれている、という特徴を持っています。

「ニャンドゥティ」名前も可愛いです!!

たいすけさんがニャンドゥティの民族衣装を持っていたので着させてもらいました!

ドレスの他にも二ャンドゥティのピアスやブランケットなどもありました。

どれもとてもきめ細かく、色とりどりの糸を使いさまざまなデザインや色の組み合わせがあってずっとみていても飽きることがないぐらいとても綺麗でした。

こんな素敵な民族衣装を着させてもらえてすごく嬉しかったです、ありがとうございました!

パラグアイ人はなぜ世界一ポジティブ?

パラグアイはなんと「前向き」な国ランキング一位に選ばれていて、幸せの国として知られています。

この理由として考えられるのがテレレです。先ほども書いたように、パラグアイ人は常にテレレを持ち歩き、家族や友達はもちろん、どこへ行っても、相手が知らない人であっても同じコップ、同じストローを使ってテレレを回し飲みし、そこから会話が弾み親近感が増すようです。

これが幸せを感じる理由ではないのかと考えられているようです。

これこそがパラグアイの文化であり、パラグアイのホスピタリティーなのだと思いました。

時間を共に過ごす相手をもてなし、日常に常にマテ茶がある生活は日本のお茶の文化にとても似ているなと感じました。

また、日本とパラグアイは交流があり、3年前には眞子様が訪問されていました。

なんと今年で日・パラグアイ外交関係樹立100周年だそうです。

日系人もコミュニティーとして今もなおたくさん住んでいます。

食事体験プログラムを通して

今回私は一参加者としてボーダレスダイナーズに参加しましたが、いつかパラグアイに行きたい、と思える体験をたくさんさせていただきました。

そしてこのプログラムのスタッフのみなさんやゲストのみなさん一人一人が
素晴らしいバックグラウンドを持っていてとても刺激になりました。

パラグアイの人々のようにポジティブシンキングでこれからも頑張ろう!と思えました。

素敵な一日をありがとうございました。

次回はモンゴル!世界を旅する国際体験レストラン

食事を通していろんな国の文化や人が知れるこのプログラム。

次回はモンゴルです!モンゴル料理はラム肉尽くしの遊牧民料理!

しかも衣装を着たりする体験もできるそうです。

受付はこちら!

皆さまのご参加をお待ちしています~!

東京シェアハウス一覧

過去の入居者限定プログラムレビュー

「神戸と国際交流」をテーマに研究している大学生ケイスケの実体験研究日記

初めまして!

ボーダレスハウス関西でアルバイトをしているケイスケです!

ボーダレスハウスでは、国際交流シェアハウスを働くスタッフがより深く理解できるようにすべてのメンバーがシェアハウスに体験入居できるプログラムがあります。

今回はそんなプログラムで僕が実際に神戸元町ハウスに住んでみたお話です。

突然ですが、国際交流シェアハウスに住むことになりました

あらためまして、ケイスケです!
体験入居では神戸元町シェアハウスに一ヶ月間住んでいました!

現在大学3年生で、神戸にある大学で経済学を学んでいます。

趣味は音楽鑑賞、そして音楽作成です!
最近も実際に曲を作ってインターネットにアップロードしています。
そして、お酒を飲むのも大好きです!(最近は赤ワインにハマってます)

インスタグラムフォローからまさかのアルバイトに!

そんな僕がボーダレスハウスにであったきっかけ。それはインスタグラムの投稿からでした。

タイトルにもあるように、大学のゼミでは「神戸と国際交流」について研究していました。外国人が多く住む神戸で、どうすれば彼らが心地よく神戸での生活を送ることができるのか研究しています。

そこでいろんなことを調べていく間に、ボーダレスハウスを知りました!
インターネットでボーダレスハウスを調べ、どういった活動をしているのか日々チェックできるようにボーダレスハウスのインスタグラムをフォローした、その日。
僕の目に飛び込んできたのは、ボーダレスハウスの「大学生アルバイト募集」のポストでした。
「思い立ったら即行動」が座右の銘の僕は、研究の深掘りをするためにすぐにボーダレスハウスに連絡し、アルバイトとしてはたきだすことになりました。

そしてどうせなら入居して国際交流シェアハウスを経験しよう!ということでボーダレスハウス元町で実際に生活することになりました。

ただインターネットで調べるよりも、実際に住んでみることでもっとリアルな国際交流を研究することができました。

初めての同世代との共同生活!少しのドキドキ、ちょっとの不安。

海外留学経験は一度だけ、今年の2月にカナダで英語を学びながらホームステイをしていました。

ホームステイでお世話になった家族とは今でもLINEするくらい仲良くしています!

…とだけ書くと、さぞ英語ができるやつ風なわけですが、カナダにいたのは2週間だけで、しかも日本人の友達と住んでいたためほとんど日本語を使っていました。

なので、入居する際、「英語喋られるかなぁ…」と、とても不安でした。

外国人と生活するなんてハードルが高く、いわゆる「意識高い系」の人が住むんでしょ?と思ってる人も多いかと思います。

ですが実際に住んでみると、日本に興味があって日本で働いている外国人や、母国で日本語の勉強をして、休みを使って日本へ留学しに来ている外国人が多くてそんな心配は無用でした!

いよいよ国際交流満載のシェアハウス生活スタート!

元町駅から徒歩4分という最高のアクセス。

いざ共同生活のスタート!

僕が入ったのは1人部屋で、Wi-Fiもついていて、なんら困ることはありませんでした。

「1人部屋だとシェアハウスの意味がないんじゃないの?夜遅くまで外国人の友達と話すのがいいんじゃん!」

と思う方もいるかもしれませんが、リビングルームに行けば大体誰かがいて、一緒にご飯を食べたり、映画を見たり、ゲームをしたり、色々できます!

何より、大学入学と同時に神戸に出てきて1人暮らしを始めた僕にとっては、家に帰ると

「おかえり!」

朝シャワーを浴びに行けば

「おはよう!」

と言ってくれる人がいることはとても嬉しかったです! 
(ハウス生活を終え、今は1人暮らしに戻りましたが、正直めちゃくちゃ寂しいです。)

食を通じた国際交流~生活のいたるところに新しい発見がいっぱい!~

中でも仲良くなったのが、日本語を学びに日本に留学に来ていた台湾人のミンちゃん!

同い年ということもあり、とても仲良くしてくれて、日本語と英語を使い分けながらいつもお話ししていました!

夜遅くまでお互いの将来について語ったりしました!

そしてある日…朝起きてリビングに上がったら、ミンちゃんが何やら作っていました。

「めんどくさーい!」

と言いつつ、ずーっとコネコネ…

「ん?このカタチ…」

これは… タピオカ!

そう、台湾人のミンちゃんはタピオカを手作りしていたのです!

「なんで日本人はタピオカを買うの?台湾ならみんな家で作ってるよ?」

と、まさにこれはカルチャーショック!文化体験です!

味がこれまた有名なお店とまったく劣らずで、とても美味しかったです。
材料とかレシピ、聞いとけばよかったなぁ〜。後悔してます。

ミルクティーに入れるだけじゃなく、黒蜜をかけて食べるのが台湾流の食べ方だそうです!
ミンちゃん、超美味しかったよ!

こうやって外国の料理を食べることができるのも、シェアハウスのいいところですね!

まとめ〜シェアハウスに住んでみて〜

ということで、1ヶ月という短い期間ではありましたが、シェアハウスに住んでみました。

本当に一瞬で終わってしまって、また住みたいと心から思ってます!

そしてシェアハウス生活をする前とした後では、自分の人間としての幅が広がったような気がします。

その国によって、いや人によって考えや価値観は様々です。

この1ヶ月で、その価値観を受け入れて、自分に取り入れて生活しました。

話のネタが増えただけじゃなく、今までは自分の考えを押し殺していた場面でも「僕はこう思います!」と言えるようになりました。

(音楽活動でも、歌詞の内容が変化したなぁと思います。けど全然録音してません…)

こんな僕でも、1ヶ月でこんなに学ぶことがありました。

より多くの人が、こんな体験ができますように!

お読みいただきありがとうございました!

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ボーダレスハウス神戸元町

過去のシェアハウス滞在レビュー

【リディラバ×ボーダレスハウス】国際交流シェアハウスで多文化共生を知るスタディツアーを開催しました。

こんにちは!ボーダレスハウスのブログ担当のYuyaです。

今日はボーダレスハウスに修学旅行に来た高校生たちのお話です。

実は今回の修学旅行ツアーは「社会の無関心の打破」を理念に掲げ、高校生や社会人に向けてスタディツアーなどの様々な事業をしている一般社団法人リディラバさんとのコラボで実現しました。

今回は広島と長崎の高校から30名ずつボーダレスハウスに来てくれて、二回に分けてスタディツアーを行いました!

今回はその二回のうち、長崎の高校の様子をレポートします。

ボーダレスハウスが修学旅行先に!?~多文化共生について高校生と考えてみた~

え?シェアハウスなのに社会課題の体験?と思われた方もいるかも知れません。

ボーダレスハウスは「世界中から集まった若者が一つ屋根の下で一緒に暮らしながら異文化に触れ合う、国際交流シェアハウス」を運営しています。

そして私たちがシェアハウス運営の先に目指すのは、「人種や国籍関係なく、
お互いのバックグラウンドを認め合える多文化共生社会」です。

「多文化共生社会について、シェアハウスでスタディツアーにトライしてみませんか?」

というお声をいただき、これから在留外国人や訪日外国人が増えていくことが予想される日本に羽ばたく高校生の皆さんに少しでも外国人の方々との共生社会を思い浮かべてもらい、外国人入居者さんと触れ合う機会をぜひボーダレスハウスで提供できればと思い、今回のコラボが実現しました。

ツアーは全部で2時間。

その中で、まずは「日本における多文化共生社会」をテーマに外国人入居者さんと交流していただきながらワークショップやディスカッションを行いました。

まずは物件見学!初めて訪れるシェアハウス!

ほとんどが実家暮らしの高校生にとってシェアハウスは未知の存在。

某シェアハウス番組で見たことはあるものの実際にどんな作りになっているのか分からない…

ということでまずはシェアハウス見学を行いました!

ボーダレスハウスの物件では交流が自然と生まれるように設計をしています。

例えば今回会場となった方南町シェアハウスでは帰宅した時に必ずリビングを通る作りになっており、自然と「おかえり」や「ただいま」などのあいさつが生まれます。

そうして交流が当たり前にある日常を作り出すことで、入居者さんの交流が活性化し、外国籍の入居者さんと日本国籍の入居者さんの垣根がなくなっていくことこそが多文化共生の仕掛けです。

そんな建物のつくりを説明しながらシェアハウス探検をしていると高校生の皆さんから「住んでみたい!」との声が!

ぜひぜひ東京や関西に進学した際はボーダレスハウスへご入居ください!

お待ちしておりますよ~!!

無人島にあなたは何を持っていく?ワークショップで国際交流!

シェアハウスの見学に続いてワークショップに移ります。

このスタディツアーは事前にいくつか高校生の皆さんに課題をお願いしておりました。

その一つは自分と外国人の接点を書き出してもらうこと。

皆さんの回答はお店やコンビニの店員さん、留学生、ELTの先生に観光客の人などなど。

実は意識してみれば外国人の方は日常のなかにたくさんいるのです。

しかし、「皆さんは外国人の方と日常的にお話することはありますか?」という問いにはほとんどの人が会話することはあまりないという回答を。

そもそも会話の接点がないことや、言語の問題もありますが、やはり突き詰めてみるとその根底には「言葉が通じないかもしれない、考えが違うかもしれない」からなんとなく怖いという理由もありました。

では本当に生まれた国で考え方ってそんなに差があるものなのでしょうか?

言語が通じないと意思疎通は計れないのでしょうか?
接点がないから余計わからない。なら接点を作ろうということボーダレスハウスに実際に住んでいる外国籍の入居者さんとワークショップをしてもらいました。


ワークショップのテーマは簡単。

「無人島に3つだけアイテムを持っていくとしたら何を持っていくか」を話し合って、みんなで3つのアイテムを決めるというもの。

入居者さんはたまたま来日したばかりの方が多く、ほとんどの人が英語もしくはそれ以外の言語話者。

皆さん最初はアイテムを説明するのにどうしようどうしようと慌てていましたが、身振り手振りや、知ってる英単語、イラストで一生懸命会話を進めます。

入居者さんもそんな一生懸命の高校生の皆さんを理解しようと、知ってる日本語や簡単な英語で思いを伝えます。

最初は距離感があった入居者さんと高校生の皆さん。

ワークが終わったころにはとっても仲良しになりました。

「アイテムを伝えたり、皆で意見を合わせるのはすごく大変だったけど、入居者さん面白いしいい人だったので、もっとお話したいと思えました。」

と高校生の皆さんからうれしい声が聞こえてきました。

増えていく外国人のご近所さん、お互いにもっとよく知りませんか?

2018年度の統計では、日本には3100万人以上の訪日外国人の方が訪れており、今年2020年にはオリンピックも重なり、4000万人に増えると予想されています。

また在留外国人(日本に住んでいる外国人)は263万人おり、日本の全人口の約50人に1人は外国籍の方だという数になります。

そして少子高齢化社会で主に介護や医療現場に人が足りず、働き手の外国人労働者の受け入れを近い将来3万人から145万人に拡大する見込みです。

私たちが意識する以上に日本には外国人がおり、関わりをもつことは必然となってきます。

しかし、いまだに言語面や文化面での行政サポートは整っておらず、日本は依然として外国人にとって住みにくい国です。

また人々の日常の中でも、外国人の方と交流し、お互いのことを知って友達れるような接点はそう多くありません。

同じ国にせっかくいるのに、言語や文化の違いでお互いに壁を作ってしまうのはもったいない。

遠い国の人ではなく、彼らも私たちのご近所さん。

だったら自分たちの町を、国を自分たちでより豊かに一緒につくっていきたい。

私たちボーダレスハウスは共生していくことが重要だと考えています。

言語の壁なんてない、大切なのは伝えたいという意志。

「電車で席に座ると、私の両サイドには誰も座りません。どれだけ電車が混んできても空席のままです。」

「お蕎麦屋さんやうどんやさんに行くと店員さんはお箸を下げてスプーンやフォークを出されます。」

「僕は日本語を少し話せるんだけど、僕が道を聞いたりしようと日本語で話しかけても申し訳なさそうに英語できないですすみませんと謝罪されて避けられてしまうことがあります。」

これは外国籍の入居者さんに日本にいて悲しいな、偏見だなと感じることはありますか?という質問に対して聞こえてきた声です。

「日本人はすごく優しくて親切だし、日本はとても面白くて住みやすい国だとおもう。日本に住んでいる僕たちは日本がとても好きで、もっと日本の人々と交流したいんだ。お箸の件もきっと日本人の優しさや気配りでやってくれていて気持ちはとても嬉しい。だからお話してほしいなあ、そしたらもっと分かり合えるのになあと感じるよ。」

ワークショップを通して日本に住む外国人の声を少しだけ聞けた高校生の皆さんはそのあと下記のような感想を届けてくれました。

 

私たちはお互いを避けよう、住み分けようと思って暮らしていることはほどんどありません。

少しの気恥ずかしさと、気遣いがいつのまにか日本人と外国人との間のコミュニケーションを少なくさせてしまっているのではないでしょうか。

このスタディツアーを通して、改めて私たちボーダレスハウスはもっと外国人と日本人の対話の場を作っていきたいと強く感じました。

ボーダレスハウスが伝えたい“多文化共生社会”とは

ボーダレスハウスのシェアハウス事業が始まった12年前。

その時はまだ日本に住む外国人が少なく、外国人が家を借りられない、社会保障を受けられない。医療現場で通訳を入れてもらえないなど様々な問題が取り巻いておりました。

さらに人々の外国人への意識も宗教や文化が違う、言語が違うという理由でステレオタイプの外国人イメージを持つ日本人のほうが多かったのではないでしょうか。

そんな社会を変えたくて、日本人と外国人の間にある壁を取っ払いたくて、「まずはお互いを知ることから始めよう」と国際交流シェアハウスを運営してきました。

私たちが事業を始めた12年前から現在までの間に、少しずつ外国人の方が増え、
日本社会がグローバル化していき、社会はとても多様に変化してきました。

シェアハウス内でももちろん、文化や言語による衝突はあります。

しかし根気よくその人自身に向き合えばその衝突は問題ではなく、新しい価値感への出会いになります。

私たちがシェアハウスを運営していて自負していること、それは言語や文化は要素でしかなく、○○さんで向き合うことでそこにある壁は取っ払える。

そして共生することはそんなに難しいことではなく、お互いのバックグラウンドを尊重し合い、違いを楽しむことが大切であること。

それが多文化共生社会への道だと私たちは思っています。

ボーダレスハウスはこれからも多文化共生社会へトライしていきます!

ボーダレスハウスの考える多文化共生社会というテーマを少しだけ高校生の皆さまにお伝えできるスタディツアーになりました。

これをまた新しいトライとして、2020年度は全10回のリディラバさんとのスタディツアーを行う予定です!

そしてこのコラボを機に、ボーダレスハウスでは多文化共生・異文化理解、多様性についてこれからも発信していきたいと思っております。

国際交流シェアハウスから生まれる新しい多文化共生について、これからの日本で外国人と日本人が共に生きていくには?など出張授業や講演のご用命はこちらの窓口まで。

皆さんとお会いできることを、楽しみにしています!

ボーダレス・グループについてはこちら

ボーダレスハウスについての詳しい会社概要はこちら

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【大阪鶴橋シェアハウス入居者レポート】女子大生、初めてシェアハウスに住んでみたら毎日が楽し過ぎて実家に帰りたくなくなった件

みなさん、こんにちは!英語のスピーキング力を上げるため、ボーダレスハウス大阪鶴橋に住んでいた女子大生のジュリです。

初めてのシェアハウス生活で感じたことをブログにして連載しています。

つい先日、その2ヶ月間のシェアハウス生活が終了しました。

大学を卒業するまでにこの2ヶ月があって本当によかったと思うほど、充実した毎日を過ごせました!

ボーダレスハウス大阪鶴橋に住んでよかったことをみなさんにシェアしたいと思います。

ボーダレスハウスでの生活はまさに国際交流のある毎日。非日常な毎日。

ボーダレスハウスに住む前、私は少しに日常に飽きを感じていました。

就活が終わって、バイト、卒論、実家でゴロゴロ過ごすの繰り返し。

それが、ボーダレスハウスに住んでからは、毎日が刺激的で楽しい日々に変わりました。

ハウスに帰るとハウスメイト達との楽しいおしゃべりが待っているからです。

リビングにいたハウスメイトたちとラブジェンガ(ジェンガに元恋人について語れ!など指令付きジェンガ)で遊んでお互いの過去の恋愛話を暴露しあったり。

タイの就労事情、韓国の大学の卒業要件について教えてもらったり。

めちゃくちゃおいしい韓国式キムチチーズチヂミの作り方を教えてもらったり。

そういった日々の些細な出来事が、今までしてきた一人暮らしにはあまりなかった要素なので、興味深く、刺激的だと感じました!

日本にいながらも外国人の友達を作れるシェアハウス

日本にいながらも、日本に来た外国人の方と友達になりたいな〜と思っている大学生の方は、意外と多いのではないでしょうか?

そんな方に、おススメしたい選択肢はボーダレスハウスに住むことです。

もちろん、シェアハウス以外にも選択肢はたくさんあります。

国際交流パーティーやランゲージエクスチェンジのアプリ(英語や日本語それぞれの言語を学びたい人とチャットで交流するアプリ)etc…

私もいろいろとそういった手段も試してみたのですが、なかなか外国人の友達を作ることは難しかったです。

たとえば、国際交流パーティーではおしゃべりする時間が短くて、その場で挨拶する関係で終わることが多かったり。

アプリでも、ネット上だけで知り合った人と実際いきなり会うのは怖いなあと感じたり。

そういう風に感じていた私にとって、ボーダレスハウスはぴったりでした。

しっかりと入居前にスタッフの方がヒアリングしてくれて、物件の特徴や入居される方の特性などお話しているので、一緒に生活する不安もありませんでした。

毎日一緒に生活をしてお互いのことをよく知れるので、ハウスを出てからも続いていくような家族のような深い関係を作ることができます。

私も、韓国、アメリカ、フランス、タイからきた人たちとハウスを出てからも、また会いたい、その人たちが住んでいる国に会いにいきたいと思えるような友達になることができました。

たった二ヶ月でもこんなに多くの友達ができて本当に嬉しいです。

優しくて穏やかなハウスメイトたちが大好きです。

いろんな国の言葉と触れられる多国籍シェアハウス

英語があんまりできないから、ボーダレスハウスに住むのは難しいんじゃない?と思われたそこのあなた、大丈夫です!

ハウスで使う会話は、日常会話が中心なのでそこまで難しく捉えなくても全然生活できます。

実際、私が住んでいたころもまだ英語がそこまでできない日本人のハウスメイトもいましたが、リビングで毎晩楽しそうに外国人ハウスメイトとコミュニケーションをとっていました。

最初は緊張するかもですが、慣れてくるときっとしゃべることに抵抗がなくなるとおもいますね。

日本でこんなに英語を日常的に使える機会ってめったにないと思います。

どんどん自分の英語力アップのため、恵まれた環境を利用しちゃいましょう!

また、ハウスメイトも日本に興味をもち、日本語を勉強したいと思っている人がすごく多いです!

なので、私も日本語をレクチャーしたりしました。

まさにお互いにとってwin-winの関係ですよね。

英語だけではなく、いろんな国の言葉と触れられるのもボーダレスハウスならでは! 私が住んでいたときは、韓国語、フランス語、タイ語を少し教えてもらうことが出来ました。

ルームメイトのタイ人の女の子が電話で話すタイ語を聞いて、音が中国語似ているんだなと気づきがあったり。

いただきます!に近い言葉がフランス語にもあるんだと知ったり(BON APPETIT)。

とくに韓国語!私は韓国ドラマがオタクを名乗れるぐらい大好きなので、いつか勉強したいなと思っていました。 日常会話で使うフレーズを韓国人のハウスメイトにたくさん教えてもらえてよかったです。

より韓国の文化や言葉について学びたいなというモチベーションがあがりました! また文法は日本語とかなり似ているなと感じたので、 独学で頑張りつつも春休みにまた韓国のボーダレスハウスに滞在しようかと検討中です!

小規模な8人ハウスだからこその交流、ハウスメイトといく花火大会


ボーダレスハウス大阪鶴橋は小さな8人規模のハウスです。

初めてシェアハウスに住んだ私は、私はとくに少人数の集団にいる方が落ち着くタイプなので、この規模感がすごく居心地よく感じました。

全員がお互いのことをよく知る関係なので、家族に近い関係性が生まれます。

鶴橋はいろいろな観光地に近く、ハウスメイトと大阪城や通天閣に一緒に行きました。

ちょうど7月で大阪で一番大きな花火大会、天神祭が開催されていたので、浴衣をきて花火を一緒に見にいったりしました。

ハウスメイトと過ごす休日はすごく充実していました!

私が去る1日前には、大阪にある他のボーダレスハウスに住むハウスメイトも招いてパーティーもしました。

自分が住んでいるシェアハウスだけではなく、他のシェアハウスにも定期的に飲みにいきたいと思えるような友達ができて嬉しかったです。

鶴橋ハウスは小規模なハウスと思われがちですが、他ハウスに比べて交流機会が少ないと思われがちですが、こんなふうに他ハウスとも交流機会もあります!

絶対にまたボーダレスハウスに住むことを決意するくらいの楽しすぎた日々

ボーダレスハウスに住んでいた二ヶ月は、私の大学生活でめちゃ楽しかった期間ベスト3にランクインするくらい楽しめました!

正直、もっと大学生活の早い段階でボーダレスハウスに出会っていたらなぁ…と思う日々です。

とはいえ、社会人になってからまた絶対ボーダレスハウスに戻ってくることを決意しました!

今からまた新しいボーダレスハウスに住む時が楽しみでしょうがないです!!

「あ~なんか大学生活飽きてきたな…日常生活に刺激欲しいな…」
「留学はしない予定だけど、外国人の友達欲しいな…」
「もっと日常的にいろんな言語に触れる機会が欲しいな…」

一つでも当てはまった大学生の方!

ボーダレスハウスに住むことも選択肢にいれてみませんか??

お試しに1ヶ月からでも住んでみることができますよ~

2ヶ月住んだ私が自信をもっておススメできます!

是非、国際交流のある毎日をボーダレスハウスで。

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