「シェアハウス楽しそう!でも、一人で飛び込むのはちょっと怖い」。そう思って、検索ページを何度も開いては閉じた経験はありませんか?大人数での生活は疲れそう、男女で共有スペースを使うのは不安、うまく馴染めなかったらどうしよう。住んでみたい気持ちと同じくらい、いくつもの不安が浮かんでくるものだと思います。
今回お話を伺ったYuikoさんも、入居前はまったく同じ気持ち。なんと彼女は、仙台東北大学前ハウスの記念すべき1人目の日本人入居者でした。仙台ではまだあまり知られていないシェアハウスに、女性ひとりで飛び込んだ方です。男女で共同生活を送ることに不安を感じていたと当時を振り返る彼女に、あれから1年、その不安がどう変わっていったのか? ボーダレスハウス仙台のインターン生が聞いてきました。
ボーダレスハウスでの日々の“ありのままの姿”を、ぜひ感じてみてください。
勉強は苦手。でも「英語を話す暮らし」に憧れていた。

──Q. ボーダレスハウスを知ったきっかけを教えてください。
もともと仙台に来ることも、シェアハウスに住むことも、自分の中で決まっていました。それで「仙台 シェアハウス」で検索をかけたら、トップに出てきたのがボーダレスハウスでした。名前自体は最初知らなかったんですけど、一番に出てきたのがここだったので、興味を持ってもっと調べた感じですね。
そもそもシェアハウスに憧れたのは、インスタでつながっている高校の友達が、東京のシェアハウスに住んでいる様子を見ていたからなんです。その様子を見て、「日本に帰ったら私もこういうところに住もう!」ってずっと思っていました。
──Q. 「国際交流」という要素については、どう感じていましたか?
それはもう、プラスでしかなかったです。実は私、生まれがカナダで20歳まではカナダ国籍を持っていたんですが、育ちはほぼ日本なので、国籍のあるうちにカナダに行きたいと思っていました。ワーホリも兼ねてカナダで滞在した後、帰ってきてからも英語を話す機会がずっと欲しかったんですね。でも、カリカリと机に向かう勉強はすごく苦手で。だから「シェアハウスに住みながら国際交流できたら最高じゃん」という気持ちで、最初から外国の方がいるシェアハウスに住みたいと思っていました。そこに完璧にヒットしたのがここボーダレスハウスだったので、「よし住もう!」という感じでした(笑)。
仙台でまだ少ない国際交流シェアハウス。それでも飛び込んだ理由とは?
──Q. 仙台であまりなじみのないシェアハウス文化ですが、抵抗はなかったですか?
正直、最初はわからないことだらけでした。でも、オンラインの説明会に参加したり、実際に物件の内覧に足を運んだりしたことで、その不明瞭な部分がだんだんクリアになっていったんです。何より大きかったのは、実際に足を運んだときにお会いしたスタッフさんがすごく明るかったことです。それが、飛び込む決め手になったかもしれません。
前例がない場所に一人で入ることに、不安がなかったといえば嘘になります。でも、住む前に一度きちんと見て、話を聞いたことで、その不安の多くは入居前に解消されていました。
──Q. 入居前、どんなことに不安を感じていましたか?
大型のシェアハウスに住むのが初めてだったので、毎日たくさんの人と顔を合わせていたら疲れてしまうんじゃないかと思っていました。それに、みんなと本当に仲良くなれるかどうかもわからなかったですし。あとはやっぱり、男性と女性が同じ空間で暮らして、共有するものが多いことも、正直ちょっと不安な要素でしたね。
不安は消えていった。みんなで話し合う「ハウスミーティング」

──Q. 「毎日人といて疲れるんじゃないか」という不安は、入居後どう変化しましたか?
これは、全く気にするようなことじゃなかったなと思います。ハウスにはリビングや共有部があって、その一方で自分だけのプライベートな部屋もあるんですね。だから、距離は自分で調節できるんです。話したいときはむしろ自分からリビングに行くし、「今日はちょっと疲れたな」というときは、さっと部屋に戻ればいいんです。しかも、みんなもその調整具合をシェアハウスならではの感覚でちゃんとわかってくれているので、まったく問題ありませんでした。
──Q. 男女で共有スペースを使うことへの不安は、いかがでしたか?
私のハウスはトイレが男女で分かれているので、それがすごくありがたかったですね。そして何より心強かったのが、女性スタッフがいてくれたことです。その方と最初にお会いしたときに「私が仙台の母だよ」と言ってくださいました。共有部もルール設定がしっかりしていますし、気になるところはハウスミーティングで改善していけるので、洗濯機もシャワールームも、今はもう不安は一切ないですね。
──Q. ハウスミーティングとは何ですか?
定期的に開催している入居者全員での話し合いです。そこでいろいろなことが議題に上がって、改善がすごく早いのがありがたいんです。「これ、こうしたらいいんじゃない?」という声が飛び交って、「じゃあ、そうしよう」とすぐに形になる。しかも、長く住んでいる人だけじゃなくて、最近越してきた方でも、ちゃんとハウスを良くしようという意識を持っているんですよ。みんなでこの仙台ハウスをつくっている感じがあるから好きです。
──Q. 英語や言葉の面での不安はありませんでしたか?
言葉の不安は正直ありました。でも、実際に住んでみて気づいたことがあるんです!日本が好きで来ていたり、日本に用があって来ている海外の方って、日本に対する理解がある方が多くて。だから共通の話題が多くて、海外というアウェイな環境で英語を話すよりも、日本というホームで英語を話すほうが、緊張せずに話せる。そこはすごく違うなと思いました。
しかも、日本語を話せる入居者の方が思っていたより多くてびっくりしました。「これって何て言えばいいの?」と聞ける相手がいるんです。英語と日本語どちらも話せる先生みたいな人と、言語を学んでいる最中の生徒みたいな人の割合が、ちょうどいいのかもしれません。日本語を学びたいという気持ちがある人との会話は本当に楽しいです。
初めましての方と住み始めた3月。仲良くなったきっかけは「ひな祭り」

──Q. ハウスがスタートした初日は、どんな様子だったんですか?
最初に会ったハウスメイトは、アメリカ人男性のパーカーさんです。私が着いたとき、リビングルームでにぎやかに卓球をしていたんです(笑)。すごく明るい方で、しかも日本語がペラペラだったんです。フランス人男性のアントワーヌさんもいて、すごく物静かな雰囲気でした。”初めは”ですけど(笑)。そんな風に、色んな方がいるなあというのが初日の印象です。
──Q. そこから、どうやって打ち解けていったんですか?
私が入居してから数日後が、3月3日でひな祭りだったんです。私は、日本人女性として何かイベントをしなきゃいけないと勝手に責任を感じて(笑)「本当は女の子を祝うイベントなんですけど、ひな祭りパーティーしませんか?」って声をかけたら、みんなが「いいね!」ってめちゃくちゃ賛成してくれました。買い物にも一緒に行ってくれて、私はちらし寿司を作ったんですけど、なぜかみんなは肉を買ってきて焼いていました(笑)。
そこで初めて、「ああ、すごく良い人たちだ」って思えたんです。みんなで交流が生まれて、そこからもう最高に仲良くなりました。その一番最初のメンバーのLINEグループは、今でも残っているくらいなんですよ。
いちばん心に残っているのは、実は“なんでもない日常”。

──Q. これまでで、特に印象に残っているエピソードはありますか?
毎月本当にたくさんイベントをしていて、みんなでご飯に行ったり、誰かの誕生日を祝ったり、楽しいことがいっぱいあるんです。でも意外と印象に残っているのは、日常のほうだったりするんですよね。
台湾に行った人がお土産にお茶を買ってきてくれて、それを小さなカップに入れて、みんなで飲みながら人生について話したり。どうでもいい会話もできるし、人生の先輩もたくさんいるので、しっかり深い話もできる。そういう、深夜まで語り合ったなという何気ない思い出が、いちばん心に残っています。
あと、すごく嬉しかったのが、短期滞在した香港の女の子がいたんですけど、彼女が退去するとき、手紙をくれたんです。「Yuikoはこういう人で、こういう性格だから、みんながすごく信頼している」って書いてくれました。短い間しか一緒にいなかったのに、私のコアな部分まで見抜いたような内容で、よく見てくれていたんだなと思って、本当に嬉しかったです。今でも連絡を取り合っていますよ。
──Q. ハウスを退去された方とも、つながりが続いているそうですね。
そうなんです。最近気づいたんですけど、日本人でも外国の方でも、退去して「バイバイ」で終わりじゃないんですよ。みんなでその人に会いに行くんです。長野や、この間は茨城にも何人かで行ったりしました。外国に帰った元入居者に会いにハンガリーまで行った人もいます。それぞれが次に向かった場所に、みんなで会いに行く。これはボーダレスハウスの“第2章”みたいなあり方だなって思うんですよね。ハウスの境界も、国の境界も取っ払ってしまう。まさにボーダレスです。
以前は「バイバイ」って言うたびに毎回悲しいなと思っていたんですけど、ちゃんとネクストステージがあるんだって気づきました。それに、一人暮らしが寂しくて退去してから2〜3ヶ月で戻ってきた子もいるんですよ。「おかえり」ってみんなで再歓迎しました。
シェアハウス×国際交流という掛け算は、私にたくさんの成長をくれた。

──Q. 住んでみて、ご自身が変わったと感じるところはありますか?
英語の面で言うと、話すときの“ためらい”がなくなったのが一番大きいです。カナダにいた頃は、「この言い方で合ってるかな、違うかな」って、話すたびにずっと緊張していたんですよ。でもこっちに来て、リビングで話すうちにその緊張はなくなっていきました。一緒に住んでいるからこそ、普段の生活だけでは聞けないような英語にも触れられているんじゃないかなと思います。
それと、性格の面でも変化がありました。私、もともとは「大丈夫です、できます」ってなかなかノーを言えないタイプの人間だったんです。でも、ここに住んでいる特に海外の方って、「ここまではOKで、ここからはやらないよ」というバウンダリー(境界線)がしっかりしているんですね。はっきり言ってくれるからこそ、私も遊びに誘いやすいし、無理なときは断りやすいです。「今日はちょっと無理だよ」と言っても、お互いまったく嫌な感じがしないんです。
相手のバウンダリーをリスペクトして誘っているから、断られても傷つかないし、「じゃあ、また今度」ってなれます。シェアハウスに住むことで、むしろ逆にプライベートの時間の線引きがしっかりできるようになったんですよ。なんでもシェアを強要されないというのは、本当にありがたいことだと思います。
住み始めて1年が経った。ボーダレスハウス仙台東北大学前のここが好き!

──Q. ボーダレスハウス仙台の好きなところを教えてください。
まずイベントが多いことです。それから、スタッフさんが超フレンドリーなことですね。一緒にお茶会をしたり、一緒に出掛けたりもよくします。こんな形式的じゃない場所が、本当に大好きなんです。
あとは立地です。自転車で15分あれば仙台駅に行けるくらい都市へのアクセスが良いのに、こんなに緑に囲まれて住むことができているのが、いまだに信じられないんですよ。自然が好きなので、そこはもう本当に大好きなポイントですね。
そして、出会える人の幅の広さが大きいです。学生さんもいれば、社会人の方も、フリーターの方もいて。ここに住んでいなかったら関わっていなかった世界線の人に、いっぱい会えるんです。その人の生活もちょっとシェアできるので、経験値的にもすごくありがたいことだなと思います。
──Q. 最後に、入居を考えている方へメッセージをお願いします。
入居する前って、いろいろ想像すると思うんです。でも、その想像の遥か上を行くというか、斜め上を行くこともあるし、とにかく自分が想像もしていなかった経験ができます。
それに、帰ったときに「おかえり」を言ってくれる人がいるあの温かさはいいですよ。もう本当に、これなしには生きていけないんじゃないかと思うくらいなんです。国際交流の良さはもちろん、シェアハウスならではの良さももちろん体験することができますけど、自分が今想像しているものだけじゃ収まりきらない良さがあると思います。だから、ぜひ入居してみてほしいです。
ボーダレスハウス仙台の様子をInstagramで不定期発信中!
実際の交流の様子や何気ない日常を、写真や動画で発信しています。ボーダレスハウス仙台東北大学前に入居すると、ハウスメイトとのストーリーズも見れるようになりますよ♪
日本にいながら、世界とつながる。ボーダレスハウスで国際交流ライフを始めよう!
ボーダレスハウスは、世界120以上の国や地域から集まった国籍や文化が異なる若者たちが、一つ屋根の下で暮らしながら共同生活を送ることで、相互理解や多様な価値観を育む国際交流シェアハウス。2008年からスタートし、現在、東京・京都・大阪・神戸・仙台で50棟以上の国際交流コミュニティづくりを行っています。
各シェアハウスの詳細ページには、東京・関西・仙台エリアのハウス一覧からアクセスできます。
各ハウスの詳細ページには、現在住んでいる入居者の国籍や性別、年代、そして自己紹介コメントが読めるのでぜひチェックしてみてくださいね!

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URL:https://www.borderless-house.jp/jp/blog/tokyo-20200111/
私たちと一緒にシェアハウス生活を存分に楽しんで、新しい友人と素敵な思い出を作っていきましょう!

