ボーダレスハウスは、世界中から集まった若者が一つ屋根の下で暮らしながら異文化に触れ合う多国籍シェアハウスです。
英語力の向上はもちろん、最高の仲間との出会いと、新しい価値観に触れる異文化シェアハウスライフを提供しております!
世界中から集まった入居者さんの中には、一筋縄ではいかないようなユーモアに富んだ方もたくさん。
そこで、「ボーダレスな入居者たち」と称して、ボーダレスハウスでの出逢いを通して、変化や成長の経験があった方々をピックアップし、インタビューする新企画を始めます。
シリーズ4人目はボーダレスハウスに滞在後、パラレルワーカーになり、様々なことに挑戦しているYumiさん。
シェアハウス内での出会いを経て、ボーダレスハウスを卒業されたその経緯を伺います.。
新卒でシェアハウスに!新しいコミュニティと新たな挑戦。
ーまずは自己紹介をお願いします!
Yumi Nakada(中田 侑見)です。3年以上、渋谷池尻ハウスに住んでいました。
現在25歳で本業はデジタル広告の代理店の海外営業をしています。一方で原宿にあるファッションの専門学校の学生やPRライター、日替わり店長がコンセプトのバーでバーテンダーをしています。
ーボーダレスハウスに入居したきっかけはなんでしょうか?
大きく理由は3つあります。
1つ目は学生時代のアメリカ留学で得た英語力の維持です。
日常的に英語を使ったコミュニケーションができる環境を求めていました。
2つ目は実家を出るときの初期投資を抑え、経済的な負担を少なくするためです。
家具付きで、水道、光熱費、Wifi費込みの家賃支払いがシンプルだったこと。何よりも敷金や礼金が掛からないことがとても魅力的でした。
そして最後に、会社から離れた場所で「素」の自分に戻れるようなコミュニティがほしかったためです。当時の私は仕事以外の人間関係をどのように広げていったらいいのかわかりませんでした。そのため、住居をシェアすることでそこにいる方々と仲良くなることから始めたらいいのではないか?と思いました。
学生時代の海外留学ですでにシェアハウスを経験しており、そこでの生活を通して生涯の友人と出会うことができました。そのため、日本でもシェアハウスに住むことにたいして抵抗は一切ありませんでした。
ーはじめての共同生活で困ったことなどありましたか?
特にありません。渋谷池尻ハウスのいいところはすんでいる方、一人ひとりが自立していたこと。距離感が心地よかったです。
掃除についても、基本的には自主的にそれぞれがやる、というスタイルでうまく回っていました。
ーどうしてボーダレスハウスを卒業されましたか?
コロナのタイミングではありましたが本業も副業も忙しくなり、それに伴って身の回りの様々なことが新たなステージに入ったように感じました。
世の中も、自分がおかれている環境も変化しているタイミングなので、いっそのこと住む空間を変えて変化を加速させてみるのもありなのではないかと思い、退去を決意しました。
個性的なハウスメイトとの思い出と卒業しても続く大切な縁。
ーボーダレスハウスに入居中の思い出にはどんなものがありますか?
ルームメイトと旅行は一生の思い出ですね。
ボーダレスハウスではシェアルームに住んでいて、今まで3人の外国籍のルームメイトと部屋をシェアしました。
3人のルームメイトのうち1人はノルウェー出身のアーティストなのですが、晴れて日本で結婚されました。彼女は現在、日本で暮らしており時折一緒にランチに行ったりしています。また、私がライターとして彼女を取材することができたりもして、点と点が線でつながっている感じがします。
平日の夜、仕事で疲れて帰ってきた時にハウスのメンバーとの会話を通して何度も励まされました。ボーダレスハウスでの生活があったからこそ、今の自分がいるのだなと思います。貴重な20代前半を、寛容で、個性的な方々に囲まれて過ごせたことは生涯の財産だと思います。
ーその中でも印象的なエピソードはどういったものがありますか?
夜行バスに乗って島根や秋田に旅行に行ったことです。
民宿に泊り、地元の人たちとの交流を楽しむことが出来ました。
ルームメイトの誕生日に近所のビストロで乾杯したことも思い出の一つです。
今回のコロナをきっかけに私は在宅勤務に切り替わったのですが、ムービーナイトやハウスヨガ、ジョギング、お菓子作りを一緒にすることで充実した「StayHome」時間を過ごすことが出来ました。
ー元ハウスメイトと今はどんな関係を保っていますか?
今でも食事に行ったり、SNS上で交流しています!
帰国してしまったハウスメイトについては、なかなかすぐには会いに行けないですが、またどこかで再会したいです。
固定概念を取っ払えたことでチャレンジできたこと。私の中の変化とは。
ー入居して自分で感じられた変化とはなんですか?
「大丈夫、帰る場所がある」という安心感が生まれ、何事においても積極的になれました。また住空間をシェアする人は「異なる文化を持つ方々」という前提があるので何事においても拒否ではなく受容する、ということができるようになったと思います。
ー「まずは受容する」と考えが至ったきっかけがあれば教えてください。
シェアルームに住むにあたり、お互いが居心地よく過ごすためにまずはしっかりルームメイトと向き合い、仲良くなることが大切だからです。自分とは明らかに異なる文化や習慣を持つ誰かと分かり合うためには、まずは自分の価値観を押し付けるのではなく目の前にある事実を受け入れてどうしていくべきか考えるのが建設的だと思いました。
ーボーダレスハウスに住んで、お仕事などに役立ったことがあれば教えてください!
1つめは日常生活において時間の使い方、メンタルの「バランス」を取ることができるようになったこと。仕事から退勤しているのに、どこかまだ仕事モードが抜けないことってあると思うのですが、家に帰るとリラックスしているメンバーがリビングにいたり、部屋にいたりするので自然と自分もリラックスモードになることができました。
2つめは普段の生活の中で英語を使える環境があったので、仕事においても自信をもって英語使うことが出来るようになりました。
そして3つめは固定費を抑えることで、貯金ができたこと。そのおかげで学費を捻出することができ、働きながら学校に通う決断をすることができました。今、副業で様々なことに関わらせてもらっていますが、学校に通えたからこそ広がったご縁です。
日本と海外の橋渡しであり続けたい。そんなyumiさんがボーダレスハウスを進める理由とは
ーボーダレスハウスでの生活を経て今後どのような目標がありますか?
まずは日本と海外の橋渡しができるようなひとであり続けたいですね。そのためには前向きでありたいし、今後の人生のいかなる選択において他人に依存するのではなく、他人からの助けをもらいながらも地に足つけてしっかり自分を律して生きていきたいなって思います。
日本に住まわれている海外の方って面白いんです。またその海外の方と一緒に住んでいる日本の方ってこれまた面白いんです。
彼らと時間を共にしていると、人生本当にいろいろあっていいんだなって思います。それぞれ、生きていく中でもちろんいろんな壁はあれど、自分の道を自分で選択して歩んでいる人がボーダレスには多いのではないかと思います。そんな彼らからたくさんの刺激をもらいました。
ー最後にぜひこれから入居する皆さんに一言いただけたらと思います!
ハウスによってそれぞれ特徴は異なるとは思いますが、そこでの出会いはきっと今後のあなたの人生を豊かにしてくれるものになるはずです。芯は持ちながらも多様性を楽しめる人、日常生活に安らぎと刺激を求めている人、前向きに人生を謳歌したい人、ぜひボーダレスハウスを検討してみてください!
ーシェアハウスに住むというチャレンジから始まり、いろんな価値観に触れて、自分の価値観も変容しながらまた新たなステージに取り組んでいるYumiさんの行動力は本当にすばらしいです。
経験をお話してくださり、本当にありがとうございました!
編集後記
Yumiさんのお話いかがでしたでしょうか?
パラレルワーカーとして仕事をされなが学校に通われたり、いろいろなことに挑戦し、シェアハウスでの出会いを活かされているYumiさん。
ぜひシェアハウスでの生活や、女性のドミトリー生活の経験談として参考にしてみてください!
人との出逢いは必ず皆さまへ素敵な「変化」をもたらしてくれます。
ボーダレスハウスには世界中から集まった個性的な入居者の方がたくさんいます。
その「変化」をあなたも体験してみませんか?